22'札幌記念/各馬考察④グローリーヴェイズ

★基本データ+血統★

★過去注目レース(LAP)★

★馬場適性について★

20'京都大賞典、19'日経新春杯、21'金鯱賞のように、時計の掛かる馬場や含水率の高い馬場を得意としている。
中距離戦においては、馬場に対するパワーやスタミナを求められた方が良いタイプと考えるべきだろう。
19'天皇賞(春)では高速馬場に対応しているが、距離に関しての乖離が大きいので2000m戦を考える上では度外視した方が良いだろう。
グローリーヴェイズは時計の掛かる良馬場や含水率の高い馬場で強く狙いたい。

★ペースバランスについて★

京都大賞典の前半バイアスは0.0とミドルバランス。日経新春杯の前半バイアスは-0.3と超ハイバランス。
いずれも序盤はスローの運びをしておらず、基礎スピードが求められて良さが出ている。
ゆえに中距離戦ならばペースは流れた方が良いタイプだろう。

金鯱賞は前半バイアスはスローであるものの、後半バイアスはミドル。
重馬場という道悪の中で仕掛けどころも早かったことで、後半要素が削がれたレースになっている。
4着の馬券圏外ではあるが、デアリングタクトに0.1秒差。ポタジェにタイム差なし。悲観する内容ではない。

グローリーヴェイズは後半に特化したレースよりも、前半に基礎スピードが求められるか、後半要素が削がれるようなレースになってほしいタイプと見て良いだろう。

★距離と斤量について★

距離のベストは2400mだと思うので2000mは少し短い印象。
ただし3200mや2000mにも対応しているし、2000m以上の【根幹距離】を得意とするタイプと判断することも出来る。
今回の札幌記念は2000mの根幹距離なので距離に関しては適性内だと判断している。
斤量57.0kgに関しても定量戦なら問題ない。

★総合評価★

時計の掛かる良馬場や含水率の高い馬場が出てくれば強く狙いたい。洋芝適性も問題ないと思う。距離は少し短い気もするが時計の掛かる馬場なら問題ないだろう。

【好位】~【中団】ぐらいの競馬が出来るタイプだが【出遅れ】が気になるところ。たまにスタートが悪く後方からのスタートになってしまうので、スタートが鍵になってくる。
直線の短い札幌コースなので、宝塚記念やオールカマーのようになってしまうと致命的になってしまう可能性はある。

個人的には◎の印を打つ可能性は十分ある。
時計の掛かる馬場が登場する可能性はあるし、パンサラッサやジャックドールがある程度ペースを引き上げてくる可能性が高い。
この2つが嚙み合えば好走は十分考えられる。

海外遠征明けなので体調面は少し心配。これは追切を見て判断したいと思う。
C.ルメール騎手がテン乗りだが、C.ルメール騎手なら大きく割り引く必要もないでしょう。