21'シルクロードS 各馬考察④シヴァージ/牡6/56.0kg/福永祐一
★評価指数
・前走 D(118)
・中京芝 B(125)
・芝1200m B(125)
・騎手 福永祐一(初騎乗)
★適正タイプ
①20'高松宮記念(中京芝1200重)5着(+0.3)
指数125(B)/pw前半PT(5F)戦/消耗度L1(B+)/脚質:後方(15-15)
【LAP】(-0.3/ミドル)
12.1-10.8-11.3-11.4-11.2-11.9
評価はBと優秀なパフォーマンス。
パワー型の前半ポテンシャル5ハロン戦。重馬場の平均ペースではあるが、消耗はL1にとどまっており、消耗度も(B+)程度に収まっている。
後方脚質ではあったが、0.3秒差と結構詰めてきているのは、前半ポテンシャル5ハロン戦が合っている可能性があるね。ダート上がりの馬なので、時計のかかる馬場も良いのだろう。
②20'北九州短距離S(小倉芝1200m重)1着(-0.1)
指数118(D)/pw前半PT(4F)戦/消耗度L2(B+,A+)/脚質:後方追込(16-13)
【LAP】(-2.6/超ハイ)
11.6-10.8-11.3-11.6-12.1-12.6
評価はD。古馬混合戦OPクラス。ちょっとパンチ不足な面はあるかな。
前半ポテンシャル4ハロン戦。重馬場の超ハイペース戦で消耗はL2から(B+,A+)と消耗度の高いレースなので後方からの競馬もしやすかっただろう。
★前走評価
20'京阪杯(阪神芝1200m良)5着(+0.2)
指数118(D)/前半TS(3F-L2-L2)戦/消耗度L1(A)/脚質:後方(14-13)
【LAP】(-0.6/稍ハイ)
12.0-10.7-11.1-11.4-11.1-11.9
評価はD。少しパンチ不足なレースとなっている。
前半トップスピード2ハロン戦。4ハロン目(L3)で11.4と気持ち息が入った形で、L2再加速の最速地点。L1は消耗しており消耗度は(A)と明確に落ちた。
前半ポテンシャル戦になっていれば、突き抜けた可能性はあるんだけどねぇ。この馬はやっぱり息の入らない前半ポテンシャル特化戦の方が良いんだと思う。L1が明確に落ち切っている分、最後は詰めて来れたというところだろう。
ちょっと適正がズレたところはあるかなと思うけど、それでこのパフォーマンスなら及第点かな。状態面は悪くないと思う。
★21'シルクロードSについて
本来の適正は時計のかかる馬場で、ハイペース寄りの前半ポテンシャル特化戦が良いタイプだと思う。後方での競馬になってしまうので、後半は消耗度の高いレースの方が合っている。
今回の中京1200mは序盤から下り坂で前半特化のポテンシャル戦になりやすいし、L2に上り坂があるのでL1の消耗度も期待出来る。馬場が相当重くなっている点もプラス。L2が上り坂なのでL3地点でやや緩めて息が入ってしまうと届き切らないイメージはあるけど、今回はその心配が少ないと思う。
前走の京阪杯よりも舞台は良いんじゃないかな。後ろからの競馬しか出来ないので軸にはしづらいが、重たい印は全然ありじゃないかな。
★騎手
福永祐一騎手に乗り替わり。
成績は(0-1-0-0) 指数は128のB判定と相性は良い。
得意の中京コース。今年は特に絶好調。
★斤量
56.0kg。
馬格があるタイプなので恵まれている。