21'京都牝馬S 各馬考察②リリーバレロ/牝6/54.0kg/松山弘平

★度数
・阪神芝1400m(初)
・芝1400m(1-0-1-0)
・阪神芝(初)
・騎手 松山弘平(1-0-0-0)


★レースタイプ評価
①21'トリトンS(中京芝1600良)1着(-0.1)
時計指数 96(D+)/非時計指数 115(D)
後半トップスピード戦(流れ2F/仕掛L3/最速L2)/減速度(無)/脚質:先行(2-2-2)
【LAP】1.36.8(+2.6/超スロー)
12.8-11.6-12.4-12.9-12.7-11.9-11.2-11.3

②20'高雄特別(東京芝1400良)1着(-0.1)
時計指数 99(C+)/非時計指数 124(C+)
後半トップスピード戦(流れ2F/仕掛L3/最速L3)戦/減速度(無)/脚質:追込(9-12)
【LAP】1.20.7(+0.1/ミドル)
12.2-10.5-11.7-12.0-11.4-11.4-11.5


★21'京都牝馬Sについて
ロードカナロア産駒で母父フレンチデピュティ。
ロードカナロア産駒なので、1400mでの期待感というものはあまりない。
ロードカナロア産駒は母系の色を強く出すということで、母父フレンチデピュティを見てみる。
フレンチデピュティ産駒といえばエイシンデピュティ。宝塚記念や金鯱賞を勝っている。
あとはアドマイヤジュピタとかもそうで、これは天皇賞(春)や阪神大賞典を勝っている。
母父に持つ馬はかなりいるのだが、ショウナンパンドラやマカヒキなどが挙げられる。
あとはダート馬よね。フレンチデピュティ自体が米国型血統なので、スピードを色を出すのには良いのかもしれない。最近で言えばレッドルゼルなんかがそうだろうし、ノボバカラなんかもそうだね。
基本的には中長距離で良さが出るタイプと見れば、やはり距離適正は懐疑的にならざるをえないだろう。
実はロードカナロア産駒の母父フレンチデピュティにアンヴァルがいるのだが、これぐらいのレベルにあるのであればギリギリ拾っても良いかなとは思う。ロードカナロアは欧州型血統なので、タフ馬場や急坂、小回りには強い側面もあるからね。あとは叩き良化型というのもあるか。
上がり馬なのでオープンクラスのレースは未経験。前走勝ったトリトンSはマイル戦。超スロー戦の前残りレースを先行策で、レベルも高かったとは言えない。がしかし、37週の長期休み明けという一面もある。
2勝クラスの高尾特別で1400mをこなしてきているが、下級条件だったことも踏まえるとやはり強くは狙えない。
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