21'きさらぎ賞 各馬考察⑤ディオスバリエンテ/牡3/56.0kg/騎手未定
★度数
・中京芝2000m(初)
・芝2000m(初)
・中京芝(初)
・騎手 未定(---)
★レースタイプ評価
①20'新馬(中山芝1800良)1着(-0.1)
時計指数 101(B)/非時計指数 126(B)
後半TS(2F-L5-L2)戦/消耗度(無)/脚質:先行(6-4)
【LAP】1.50.4(+3.3/超スロー)
12.9-11.9-13.2-12.8-12.1-12.1-12.1-11.4-11.9
時計指数はB、非時計指数はBと、結構優秀。
良馬場表記の超スローペース戦で1.50.4秒。
後半トップスピード戦。前半要素は2F目までで流れも厳しくなかった中で、3~4F目は大きく緩んでいる。仕掛けはL5から12.1-12.1-12.1-11.4-11.9のL2最速戦。L5ロンスパ戦である程度分散したレースだが、L2での後半要素は強く問われている。最速11.4秒なので後半ポテンシャル戦に近い後半トップスピード戦。L1も11.9と落ち切らずに脚を残したレースになった。
後半要素の総合力が非常に高いレースだったんじゃないかなと思う。
現に2着のボーデンが次走で-1.0秒差。3着のアサマノイタズラが次走で-0.6秒差という結果が出ているしね。2歳新馬戦のレベルとしてはまぁまぁハイレベルであったと、指数からも結果からも読み取っていいんじゃないだろうか。
★21'きさらぎ賞について
中京2000mは舞台としては非常に合っているんじゃないかなと思っている。
新馬戦は分散型のロンスパ後半ポテンシャル戦に近いレースで両指数も高指数を出しているのは好感を持てるね。
父ロードカナロア、母父サンデーサイレンスと、どちらかと言えばスピード血統なので、時計のかかるパワー型のポテンシャル戦になった時にどうか…というのはちょっとあるけどね。まぁそうなった場合も一線級となったら話は全然違うけど、今回のレベルならある程度期待したいところではある。
トップスピード面が強く問われるレースでは、血統の後押しもあるので、未知数という意味では不安は少ない方。前半要素が問われづらい中京2000mなので仕掛けが遅れてのトップスピード戦になった場合も、ある程度期待出来るんじゃないかな。
ただ鞍上が決まっていないというのがね…中京2000mのきさらぎ賞ということで、凄く本命にしたかった馬ではあるんだが…ここが本当にネックだね。
まぁそれでも人気がそれなりなら、楽しみな一頭かな。