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24'ホープフルS/ピコチャンブラック


★基本データ★

★考察★

●24'アイビーS(2着:+0.2秒差)

★レースデータ★

馬場は超高速(-21)の良馬場
勝ち時計=1.45.8(平均F=11.76)
ペースバランス=「47.7-46.4」+1.3秒(S)
「前2F=24.2秒(+0.3)」:スローバランス
「前3F=35.7秒(+0.1)」:スローバランス
「前4F=47.7秒(+0.2)」:スローバランス

★当馬推定データ★

走破時計=1.46.0(平均F=11.78)
ペースバランス=「48.7-45.5」+3.2秒(S)
「前2F=24.5秒(+0.3)」:スローバランス
「前3F=36.3秒(+0.1)」:スローバランス
「前4F=48.7秒(+0.2)」:スローバランス

斤量:56.0kg
追切評価は「-」
ゲート:7枠⑦番

【前半要素】
「スタート:-」
「基礎スピード力:名目:スロー型:+0.17」
「基礎スピード力:当馬:  - :+0.40」

【中盤要素】
4F地点で大きめの緩みが生じている。

【後半要素】
「仕掛け①:名目: コーナー:L5型」
「仕掛け②:名目:ストレート:L2型」
「仕掛け①:当馬: コーナー:L4型」

「TS質:名目: 高:L1最速=11.2」
「TS質:当馬:超高:L2最速=10.8」

「TS持続力:名目:中:2F型」
「TS持続力:当馬:中:2F型」

「底力:名目: - :-0.40」
「底力:当馬:L1型:+0.03」

【総評】
名目ラップは単騎逃げになっているため崩れている。
テンが速くハナに立つ形のスタート。ラップ自体は13.2秒なのでスピード値としては速くない。外からシルバーレインがハナを奪いに来たので、これを行かせて2番手追走。2番手追走だが「基礎スピード力」は求められていない。
仕掛けは「コーナー:L4型」で、「TS質」は「超高」レベルで引き出してきている。L3地点で仕掛け切っていなので「TS持続力」は「2F型」。
「底力」に関しては「L1型」が求められているので脚は出し切った形。数値的にはフラットに近いので消耗しているわけではない。
マスカレードボールにL1で差を付けられてしまったので、「TS持続力」で後れを取った形になる。


★展望★

今年のアイビーSは「超高速馬場」+「ロングスプリント型」のレースタイプになったことで、時計面はかなり優秀である。マスカレードボールがかなり良いスタッツを引き出してきたことで負けてしまったが、ピコチャンブラック自身のスタッツも決して悪いわけではない。
今回のメンバーで脚質がどこに収まるかは正直読みづらい。逃げ先行馬が多く、ピコチャンブラックよりもテンのスピードが速い馬は結構いる。仮にピコチャンブラックが逃げるとするならば、ペースは超スローペース戦になるだろうね。
アイビーSは「コーナー:L4型」のレースタイプで、L2最速地点を「TS質:超高」というレースタイプに対応してきたので、スローペース戦の中山内回りは結構フィットするんじゃないかな、という感じはあるね。
あとはマスカレードボールとの比較だが、アイビーSではマスカレードボールは「TS持続力:3F型」という東京コースでマッチしやすいレースタイプで「トップスピード性能」を引き出してきているため、中山にコースにかわることでピコチャンブラック優位のレースタイプになる可能性は結構あると思っている。
更にマスカレードボールは右回りの小回りコースが結構不安要素になりそうだということもあるので、ここで逆転する可能性は全然あるんじゃないかな。

今回は「テンのスピード」が速い逃げ先行馬も結構いるので、ペースが上がることによって「基礎スピード力」が求められた時にどうか?というのはある。先行勢の流れにのって前半のペースバランスを崩してしまったり、スピードに乗れずポジションを落としてしまったり、というケースは全然あり得るので、このあたりの要素をどれぐらい考慮するか。難しいところだね。

追切評価が良ければ重い印をつけても良いとは思っている。