21'中山記念 各馬考察②ウインイクシード/牡7/56.0kg/横山武史

★適正タイプ
 父:マンハッタンカフェ(日本型Tサンデー系)※主張タイプ
母父:ボストンハーバー(米国型ボールドルーラー系)

 主流馬場(良馬場):〇
非主流馬場(良以外):〇

 短距離:
短中距離:
 中距離:〇
中長距離:
 長距離:

坂有:〇
平坦:〇

大回り:
小回り:〇

 根幹距離:〇
非根幹距離:〇


★度数
・中山芝1800m(0-1-0-1)
・芝1800m(0-1-1-0)
・中山芝(0-2-1-0)
・騎手 横山武史(0-0-1-0)


★レースタイプ評価
①20'中山金杯(中山芝2000良)2着(+0.0)
時計指数 99(C+)/非時計指数 122(C)
後半トップスピード戦(流れ4F/仕掛L5/最速L2)/減速度L1(A)/脚質:先行(5-5-5-4)
【LAP】1.59.5(+0.9/稍スロー)
12.6-11.1-12.8-11.7-12.0-11.8-11.7-11.7-11.4-12.7


②19'福島記念(福島芝2000良)4着(+0.4)
時計指数 97(C)/非時計指数 117(D)
前半ポテンシャル戦(流れ3F/仕掛L2/最速L2)戦/減速度L1(B)/脚質:先行(4-3-3-2)
【LAP】1.59.5(-1.1/稍ハイ)
12.3-11.3-11.5-12.1-12.0-12.3-12.1-12.1-11.7-12.1


③19'ディセンバーS(中山芝1800良)2着(+0.2)
時計指数 101(B)/非時計指数 115(D)
後半トップスピード戦(流れ0F/仕掛L5/最速L2)戦/減速度L1(B)/脚質:先行(3-4-4-3)
【LAP】1.47.3(+3.7/超スロー)
12.7-12.1-12.6-12.3-11.6-11.4-11.4-11.2-12.0


④20'福島民報杯(福島芝2000重)3着(+0.3)
時計指数 97(C)/非時計指数 114(E+)
前半ポテンシャル戦(流れ3F/仕掛L3/最速L3)戦/減速度L3(S)/脚質:先行(6-7-7-4)
【LAP】1.47.3(-2.0/ハイ)
12.2-10.9-11.2-13.1-12.5-12.2-12.0-12.2-12.3-13.2


★21'中山記念について

ベストバウトは20'中山金杯。
後半トップスピード戦の中でも、L5ロンスパの分散型。ある程度分散しているので、ややタイトなラップになっているが、L2最速で瞬発力もしっかり問われている。これは中山記念を狙う上では重要なファクターかなと思う。ペースも稍スローなので、最低限の基礎スピードが問われているのも評価したい。

また19’福島記念では0.4秒差の4着だがレベルは高かったと思う。-1.1秒のややハイペース戦の前半ポテンシャル戦を先行して、最後は垂れてしまったが基礎スピードの高さは見せたと思う。20'福島民報杯は-2.0秒のハイペース戦で、0.3秒差の3着。このレースでは重馬場のパワー型基礎スピードを見せているので、基礎スピード面の不安は小さい。

19'ディセンバーSは後半トップスピード戦で、仕掛けがL5から11.6-11.4-11.4-11.2-12.0となっている。L4~L2までトップスピード持続力が高いレベルで問われているし、超スロー戦にも対応出来ている。


ウインイクシードは、非主流馬場、坂有、小回りの実績があるし、先行脚質でもあるということで、中山適正は高いタイプだと思う。
距離適正は1800m~2000mの中距離タイプだし、マンハッタンカフェ産駒は非根幹距離の重賞成績が良い傾向にあるので、中山1800m戦では積極的に狙った方が良いタイプということになる。
基礎スピードが高いのである程度流れても良いし、パワー型の基礎スピードも問題ないと。
中山記念ではあまり求められないが、ペースが落ち着いて超スロー戦からのトップスピード持続力面でも19'ディセンバーSである程度戦えたと。こうなるとヒシイグアスが強敵になってくるけどね。
中山1800mなら大崩れがないタイプだと思うので、軸としてはまぁまぁ信頼出来ると思う。
ウインイクシード、トーセンスーリヤ、バビット、パンサラッサ、ビターエンダーと先行力の高い馬が今回は揃っているので、ある程度流れることも考えた方が良いだろう。それならばヒシイグアスよりも上位に置きたいかな。ヒシイグアスは超スロー戦で良さが出るタイプだからね。