見出し画像

25'弥生賞/ナグルファル


★基本データ★

★考察★

●24'エリカ賞(1着:-0.7秒差)前走

★レースラップ★

★当馬推定ラップ★

★ラップ比較★

★レースタイプ★

追切評価「-」
馬場「良(-10):稍高速馬場」
脚質「先行」
テンのスピードは「12.8:②/⑦番手」。
基礎スピード力は「スロー型(+0.28)」。
中弛みに関しては、2角~4角までの約5F型(中)。
仕掛けは「コーナー型:L3型」。4角~ゴールまでスピードウエイトが強く掛かっている形。
コーナー部分のラップは「12.7-12.1-11.4」なので、4角で「高レベル」の速度を求められている。京都内回りのコーナーは、厳しくもなく緩くもないというような形態。3角から中間地点までは速いラップが求められていないため何とも言えないが、「コーナリング性能」に関しては「良~優」の間ぐらいで見ておきたい。
4角から直線前半にかけてのラップが「11.4-11.2」なので「ギアチェンジ性能」は求められていない。
直線は「11.2-11.5」なので、「TS質」は「高」レベル。
「無酸素運動持続力」は4角からゴールまでの「3F型」。
末脚は「瞬発力型(-0.28):L3型」。


●24'新馬戦(1着:-0.1秒差)2走前

★レースラップ★

★当馬推定ラップ★

★ラップ比較★

★レースタイプ★

追切評価「-」
馬場「良(-18):高速馬場」
脚質「逃げ→先行」
テンのスピードは「13.1:①/⑬番手」。
基礎スピード力は「後半特化型(+0.37)」。
中弛みに関しては、2角~3角までの約4F型(中)。
仕掛けは「コーナー型:L3型」。4角~ゴールまでスピードウエイトが強く掛かっている形。
コーナー部分のラップは「12.3-12.0-11.4」なので、4角で「中レベル」の速度を求められている。京都内回りのコーナーは、厳しくもなく緩くもないというような形態。3角から中間地点までは速いラップが求められていないため何とも言えないが、「コーナリング性能」に関しては「良」ぐらいで見ておきたい。
4角から直線前半にかけてのラップが「11.4-11.5」なので「ギアチェンジ性能」は求められていない。
直線は「11.5-11.3」なので、「TS質」は「中」レベル。
「無酸素運動持続力」は4角からゴールまでの「3F型」。
末脚は「瞬発力型(-0.40):L3型」。


★展望★

馬場に関しては「良馬場」+「高速馬場」or「稍高速馬場」
ならばとくに問題はないだろうと思っている。
「超高速馬場」の場合は「TS質:超高レベル」を引き出せていないので何とも言えない。ただ、この時期に「超高速馬場」が出てくることはそうそうないと思うし、「ハイポジション」を取れる馬であり、なおかつ「超スローペース戦」になりづらいレースのため、究極的なキレ味が求められるケースがレアケースであることを考えると、あまり大きな問題として考える必要はないだろう。
「タフ馬場」や「パワー馬場」に関してはいずれも未知数なところ。
他の馬にとっても未知数な部分になるので、大きく評価が落ちるかどうかは相対的な判断が必要になる。上位人気に支持されることを考えると、馬場次第では妙味を追って狙いを下げるのも1つの手だろうね。

基礎スピード力に関しては、エリカ賞で「スロー型」に対応しながら圧勝しているため、ある程度のスローペース戦に対応出来るところは見せている。
今回の逃げ馬はロードガレリアの可能性が高いと思っていて、だいたい前半400mを23秒後半から24秒前半で刻むんじゃないかなと思っている。稍高速馬場~高速馬場という条件であれば「スローペース戦」になる可能性の方が高いと思うので、先行策を取れるであろうナグルファルの位置でも「基礎スピード力:スロー型」で追走出来るパターンは結構あるだろう。これは良い材料になると思う。

仕掛けに関しては、「コーナー型:L3型」がベストフィットのタイプ。というよりも、その経験しかしていない。
ある程度の「コーナリング性能」を見せているし、弥生賞の傾向的にも4角からペースアップが始まるケースは多い。ゆえにこのあたりはフィットする可能性は十分ある。
ただ少しだけ気になる点は「ギアチェンジ性能」になる。弥生賞は4角から直線前半にかけて「ギアチェンジ性能」が求められるケースが多いため、ここが上手く噛み合うかどうか。現状は4角でペースが上がり切るパターンしか走っていないのでね。大きな不安とまではいかないけど、強いて言えばというぐらいの不安はある。

末脚に関しては、「瞬発力型」が良い。ゆえに「スローペース戦」が望ましいし、仕掛けも早くてキツい形にはならないでほしい。
まぁ中山内回りコースなので3角~4角でペースが一気に上がるケースは少ないし、馬場が軽ければ「瞬発力型」になる可能性が高いと思うので、このあたりもフィットしやすいだろう。

人気馬の一角になるだろうが、強く狙っても良いと思っている。
「基礎スピード力」「縦ポジ」「コーナー:L3型」「コーナリング性能」をそれぞれ見せてきているので、弥生賞の傾向的にはマッチしやすいタイプだと思う。
追切評価次第では「軸馬候補」に挙げても良いだろう。
「タフ馬場」や「パワー馬場」が出て来た時に、評価をどの程度に収めるかの判断はなかなか難しくなりそう。