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22'新潟記念/各馬考察③カイザーバローズ

★基本データ+血統★

★注目レースのラップとバイアス★

★馬場・コース適性★

良馬場適性が非常に高いタイプ。というより、高速馬場~時計の掛かる良馬場でしか走っていないんだけども。ディープインパクト×米国型なので、やはり含水率の高い馬場よりは良馬場向きと見ておいて良いだろう。
22'新潟大賞典が今まで走ってきた中で一番時計の掛かる馬場だったわけだが、0.1秒差の2着ならGⅢクラスは十分通用すると考えて良いだろう。
ただしこの新潟大賞典よりもタフな馬場が出てきた時は少し疑ってかかりたい。ディープインパクト×米国型というのは、含水率の高い馬場だとパフォーマンスを落とすタイプの馬が多いと思うからね。最低でも良馬場が欲しいところ。
新潟2000m適性も高いと思うし、馬場・コース適性はクリアと判断している。

★脚質★

新馬戦では逃げ、3歳戦では先行脚質というのもあったが、今は中団~後方で脚を溜める競馬で良さを出している。
上3F=33秒台という競馬に対応出来るし、パンパンの高速馬場でなくともトップスピードの質は引き出せるタイプなので、新潟記念の傾向にはフィットしているタイプだと思う。

★総合評価★

現在4番人気のカイザーバローズ。
出来れば高速馬場に近いような馬場、最低でも良馬場が欲しいタイプだろう。含水率の高い馬場での経験はなく未知数で、血統から推察すると合わない可能性が高いんじゃないかなと判断している。母系がかなりのスピード血統だからね。
上記を踏まえて新潟の天気を見ると、含水率の高い馬場が出現する可能性が結構高い。これはカイザーバローズにとっては良い条件とは思えない。
実績からもヒートオンビートやサンレイポケットが強敵になってくるだろうし、含水率の高い馬場が出るとなおさら厳しくなるんじゃないかな。
ハンデ戦ということで上位人気の馬の中では、55.0kgと手頃な斤量をもらえたのはチャンスだと思うので、天気さえ味方になれば強く狙いたいタイプ。
しかし週中がずっと雨模様だし、当日に晴れて良馬場になったとしても、今の新潟競馬場だとかなりタフな馬場になってくるんじゃないかな。こうなるとちょっと強気にはいけないかな。
高速馬場とは言えずとも良馬場でそれなりの時計が出るようなコンディションであれば強く狙うイメージで。