神楽女湖花しょうぶ園と火男火売神社の御霊水
別府市に神楽女湖(かぐらめこ)と言う神秘的な名前の湖があります。
こちらには花しょうぶが植えられており、6月に見ごろを迎えます。
6月以外の季節にこちらに来ると、がっかりします。
なぜなら、なんじゃこりゃ?って言うくらい、湖の水は干上がり、花がなく、なんの魅力もない、ひとけもない場所なのです。
だけど、梅雨の雨の恵みと、花しょうぶの涼しげな色のおかげで、その湖の魅力を爆発させます。
干上がっていた湖に水が貯まると、なんとも美しい景色に変わります。
梅雨の雨は鬱陶しいけど、自然の風景に息吹を吹き込むのであれば、必要ですね。
濃淡の違う紫色が鮮やかです。
そして、この湖は、別府市鶴見岳に近いのですが、その鶴見岳の中腹に、火男火売神社(ほのおほのめじんじゃ)があります。
この神社は上宮が鶴見岳山頂にあり、鶴見岳山麓、家の近くによくお参りする下宮があります。
今日は、こちらの中宮に神秘のお水があるというので行ってきました。
ここから随分上まで車で行くことができます。
駐車場から歩くのですが、石段が続き、歩きにくく、息が上がります。
やっとの思いで、お水までたどり着きました。
というか、まだ上に石段が続きます。
お社はどこなのでしょう。
こちらのお水は、山からのお水なのか、きーんと冷たく、生き返ります。
なんとなく、山の神様のスピリッツを感じます。
でも、水筒に入れて持って帰ったお水は、スピリッツを感じませんでした。
不思議。
ここに来て飲むべし。
大変だけど。
さらに、その場で水筒をコップ代わりにして水筒から飲むより、手ですくいながら飲んだ方が美味しいのはなぜでしょう。
水のパワーをもらった後、さらに石段を登っていくと、お社がありました。
なんだか、トトロが出そうな森に囲まれた神社でした。
夜になったら出るにちがいない。
山の神様のパワーをもらいました。
神様、また来るね。
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