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ピアニスト渡邊智道ライブCD6月号
ふわぁぁぁ♪
爽やかな風のようなショパンの調べに心が軽くなる。
なんだか風と一緒に花の香りが漂ってくるよう。
渡邊智道さんの「エオリアン・ハープ」を聞いたら、風になれるよ。
天国じゃなくても
楽園じゃなくても
あなたに会えた幸せ感じて
風になりたい
ピアニスト渡邊智道さんから毎月CDとコラムを送っていただけるプログラムの6月号が届きました。
コラムの「六等星」の文字が反対なのは、何か意図があるのかもしれない。
いつも智道さんらしいふんわりなエッセンスがあって好き。
エオリアン・ハープの前に収録されているヤナーチェクの曲「霧のなかで」。
チェコのモラヴィア地方独特のいつもどんよりとした寒い森を歩いているよう。
これらの写真は、私たち家族がモラヴィア地方を夏に訪れた時の写真です。
夏でも寒かったです。
霧の山を歩きながら心を悩ませているような曲を経てから、エオリアン・ハープを聞くと、まさしく山の霧も心の霧も晴れたかのように、ほっとします。
智道さんの「エオリアン・ハープ」がYou Tubeで聴けますが、同じパソコンで聴いているのに、You Tubeで聴くのと、CDをパソコンに入れて聴くのと、全然音の質が違います。
ぜひ、CDを取り寄せて聴いていただきたい!
とは言え、智道さんのキラリと光るピアノの世界に皆さんも包まれて欲しい。
You Tubeのリンクを貼らないでおこうと考えましたが、やっぱり貼ります。
ところで、今回のコラムの中で、智道さんが「日本ハープ界はもとより世界的にも極めて重要な演奏家であったヨセフ・モルナール氏」と書いており、驚きました。
モルナール先生!?
私が音短時代に副科でハープを受講し、2年間モルナール先生にハープを指導していただいていました。
卒業式の日、ハープの良い成績を認められ、アイルランド大使賞を受賞し、
アイルランド製のレース陶器人形をもらいました。
その時に使ったテキストを25年経った今でも後生大事にとってあります。
家にハープがあるわけでもないし、卒業後全く弾いてないし、今後ハープを弾くことはないのだけど、ハープを習った思い出であり、私の宝物です。
それにしても、世界的に重要な先生にご指導いただいていたとは!!
そんなことはおくびにも出さない穏やかな先生だったけど、副科とか関係なく、次々と課題を出され必死で練習したことを今でも覚えています。
丁寧に指導していただきました。
ハープを弾くのが楽しかったです。
あの頃に戻れるのならハープ弾きたい。
モルナール先生は2年前に亡くなられたことを知りました。
素敵な先生でした。
ありがとうございました。