お古のスタインウェイフルコン弾いてみた
約47年間愛され続けた大分文化会館が2014年に取り壊されました。
2000人のキャパのある横長のホールで、多くの有名人もここでコンサートを開催したものです。
中山美穂のコンサート行ったなぁ。
中学生の時吹奏楽コンクールで演奏したなぁ。
その大分文化会館でスタインウェイのフルコンサートグランドピアノが使われていたそうです。
そのお古のフルコンが公民館に置いてあると聞いて見てきました。
だだっ広い部屋にぽつんと置いてあるので、大きさの間隔が掴めませんが、重厚感があります。
年季が入っています。
このピアノを弾いてみました。
そういえば、スタインウェイのピアノをちゃんと弾いたことってないかも。
短大のピアノがどうだったか覚えてませんが、たぶんヤマハだったと思います。
家のアップライトもヤマハだし、ヤマハで講師していた時レッスンも発表会も当然ヤマハ。
ずっとヤマハのピアノの音に慣れ親しんできたため、このフルコン弾いた時、びっくりしました。
なにもかもがほわほわ!
音も鍵盤もペダルもすべてがほわほわ~ん♪
ヤマハのピアノの直線的な音に対して、このフルコンの音はほわほわっとまるい。
やわらか~くて、やさし~くて、まんま~るくて、まろやか~。
悠久のロマンを感じるわ。
あぁ。なるほど。
ピアニストさんたちは、こういうピアノから、綺麗な音を出しているわけですね。
ヤマハのピアノで慣れ親しんだ指でこのフルコンを弾くのは難しい。
だけど、自分もピアニストになれた気分がする~。
いつかはスタインウェイのグランドピアノが家に欲しいな~なんて思っていました。
でも、ここに来れば1時間220円でフルコン弾き放題。
なんて太っ腹な大分市!
ちょいちょい練習してみようかしら。
それでは、またお会いしましょう。
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