おんがくのアーティスト・イン・レジデンス 大分出身の若き音楽家たちが「音楽を創る」7日間
大分県出身の4名の音楽家が、大分県にあるiichiko総合文化センターに滞在しながら音楽を創るプロジェクトが今日始まりました。
ヴァイオリニストの水谷晃さん
ヴィオリストの長石篤志さん
チェリストの宇野健太さん
ピアニストの渡邊智道さん
1週間に渡って、このようなスケジュールで進みます。
オープニングアクトは、オープンスペースにて行われました。
水谷さん、長石さん、宇野さんの3人による弦楽三重奏、智道さんのピアノソロが演奏されました。
その後、音の泉ホールへ場所を移し、公開リハーサルが行われました。
出入り自由、写真撮影OKと、自由な感じで始まりました。
先ほどのオープニングアクトはカッチリ着こなしていた4人ですが、リハーサルと言うことで、普段のラフな格好でした。
智道さんのカーディガン姿かわいい!
今日のリハーサルはドヴォルザーク作曲のピアノ四重奏曲です。
最初は、弦楽器の3人が広がって座っていました。
チェロが聞こえづらいと言うことで、チェロがピアノの前に移動しました。
そして、ピアノも少し後ろに下げました。
確かに、チェロが聞こえやすくなりました。
座る位置によって、楽器の聞こえ方が大きく違ってくるんですね。
位置はけっこう重要ですね。
舞台の後ろに楽譜を投影してくれたのですが、ぼんやりとしか見えませんでした。
それから、最初だけマイクを使っていたのですが、音楽に集中するとマイクなんて使ってられないですよね。
マイクを使わないと、マスクもしているので、話し声が遠くまで届きません。
地声が聞こえる座席まで移動してみたら、バッチリでした。
第4楽章だけですが、楽譜をいただけるので、それを見ながらリハーサルを聞くと、より理解が深まります。
それにしても、さすがプロですね。
「こうしてみよう」「ああしてみよう」で、パッと息が合うから。
おもしろい試みだなと思いました。
1週間後のファイナルコンサートまで楽しみです。