おんがくのアーティスト・イン・レジデンス 大分出身の若き音楽家たちが「音楽を創る」7日間がいよいよ最終日
2月21日の月曜日に始まりました、おおいたでの音楽プロジェクト。
いよいよ明日が最終日です。
これまでの6日間、公開リハーサルやミニコンサートをずっと見てきました。
わたしは客席で聴いているだけなのですが、疲れてきました(笑)
わたしが疲れてるのだから、演奏者の4人は若いとはいえ、けっこうしんどいのではないかなと思われます。
しかも、リハーサルは公開だから、気が抜けないですし。
でも、彼らは公開リハーサルでは疲れを見せてはいないですけどね。
おおいたのあちこちで演奏活動もしたようですし、彼らにとっては長くて濃い1週間となったのではないでしょうか。
今回のプロジェクトは、ピアニストの渡邊智道さんを目当てに足を運んだのですが、ヴァイオリンの水谷晃さんに魅かれました。
東京交響楽団のコンサートマスターをされていることもあって、この方がいるだけで周りが明るくなります。
太陽のようなお方。
1家に1人いて欲しい(笑)
公開リハーサル中も、1番口数が多いのが水谷さんで、音をあらわす言葉の表現が豊かですし、1つ1つの音に意味を見出していて、とても勉強になりました。
大分県立美術館のミニコンサートでは、水谷さんが曲にまつわる話やメンバーの紹介をアナウンスしていたのですが、非常に分かりやすくて素晴らしかったです。
声の出し方、話し方、声量、分かりやすさ、明瞭さ、言葉の選び方、全てにおいてパーフェクト。
公開リハーサルではマイクを使ってなかったのですが、マスクをしているのにもかかわらず、水谷さんの声だけが1番響いていて、聞こえやすかったです。
水谷さん、素敵なキャラクターです。
さて、公開リハーサルでは、4人の座る位置が毎回違いました。
それが興味深かったです。
普通のコンサートでは、演奏者の位置はすでに決まっているので、あまり気にしたことがなかったので。
チェロがピアノと5cm離れて前に出るだけで聞こえ方が変わる。
ヴィオラが前に出てくると、今まで聞こえなかった音が聞こえてくる。
などなど、響きを考える勉強になりました。
さて、明日のファイナルコンサートではどんな化学反応が起こるのでしょうか。
楽しみです♪
14時開演です。
まだチケット間に合うようです。
お近くの方はぜひ!