#6病室のモーニングライブは突然に
■2020年2/3(月)入院11日目、深夜3時。
静まる病室の静寂を許さない人物がいた。眠らない街🍷銀座の女93歳ザギンだ。
🍷…トントントントン…トントントン…‼️**
ドンドンッッ どんどんッドッッドンッ**‼️
😨(え、え、何なに?えっ?えっっ?)
寝ぼけつつ音を辿るとザギン、机をどうも何か硬いもので叩いてるようだ。
※1/30に手術、まだまだこっちだって大変な痛みとの戦いの夜に、だ。
ザギン🍷「痛いィイイイィイイイ‼️」
🥁どんトントンッどんドンドンッ‼️
🍷「イテぇえええ〜〜ッ‼️」
🥁どんどんッ❗️トントン‼️ドンドンどんッどん‼️
🍷「イテぇえええ〜ッ‼️」
軽快なサウンド、机を叩く『ドラマー』と化したザギン。響き渡るザギンの熱い魂の叫びが今ここにッ!
その頃、安らかにオムライスやゆきこ、カウントダウンは夢の中安らかな「スカー…ッ」という寝息も混ざり新しい旋律(ジャムセッション)が今、この世に産み落とされる…。
♫•*¨*•.¸¸♪✧
🍷🥁どんどんッッドンドッントントッン‼️
🍷「イテぇえええ〜ッ‼️」
ゆきこ「スカーッ」(寝息)
🍷🥁どんッどんドンッッドン‼️
🍷「イデェエエエエエエ〜ッ‼️」
🥚オムライス「…プッカ〜… スー…」(寝息)
🍷🥁どんッどッんドンッドンッッッ‼️
♫•*¨*•.¸¸♪✧
…そのリズムは乱れることなく、続く。
さすが元銀座のママ。
荒ぶる魂(ソウル)の叫びは夜でなく、
朝叫ぶ、とな。
しかと聞かせてもらう……ぜ!
朝まで生テレビ、オールナイト、いやモーニングライブ…そんな言葉が頭をよぎる。
このモーニングライブ、ジャムセッションはなんと1時間も続いた。
持久力がすごい、93歳。
即興でjazzyなメロディーを皆(メンバー)と奏でる93歳。
カーテン奥の懲りない面々は、誰かが落ちると誰かが覚醒!シフトでも組んでいるのだろうか。
やるな……とことん、眠らせない、それが奴らの作戦か…
To Be Continued➡️
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