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キューバ #7 / キューバのガウディ
全くの予習をしてなかった私たちは現地に来てからキューバの情報を集め始め、昨夜Jose Fusterのモザイクアートの街という面白そうな場所を見つけた。
ステイしていたエリアから少し離れていたので絶対に乗ろうねと決めていたクラシっクカータクシーで行くことに。ジリジリと暑かったがここはやっぱりオープンカーをチョイスし、持ち主のお姉さんが運転してくれる。
助手席に座った私はティアドロップのサングラスをかけたお姉さんが真っ赤なクラシックカーを運転してくれるというシチュエーションになんだかドキドキしてしまった。
かっこよすぎる。
少し車を走らせるとさっきとは全く違った街の様子に、オールドハバナが特別なエリアだったことに気づく。インターネットが世界を狭くしたっていうのはよく聞く話で、世界中がそれを介してつながったことを意味するんだろうけど、実際に行ってみないとわからないことばかり。
死ぬまでに70カ国 行くことを目標にしている私は今20カ国で、そろそろ行ったことのないところを攻め続けないと間に合わない。
思っているより世界は広くて、人生は短い。
風とか光が心地よくて、とても贅沢なドライブだった。ホセフスターは作品を売ったお金をつぎ込んで自宅兼アトリエを改装、近隣の住民を説得してその一帯をアートだらけにし、閑散としていた漁村を活気づかせたそうだ。
自分の好きなことをしながら周りもハッピーにするって本当に素敵なことだと思う。私たちが行った時も壁にタイルを貼る作業が行われており、所狭しとモザイクアート埋め尽くされた中にいると人間も作品の一部のようになった。
続く