スリランカ #2 / 初めてのスリランカ
かなり移動の多い旅になるためスーツケースじゃなくてバックパックにした。
機内持ち込みで済むようにコスメ類もコンパクトにまとめる。
週に4本しかない直行便が取れるわけもなく、行きも帰りもトランジットありのフライトで、行きの上海のラウンジでは食事を取ってから3時間 泥のように眠った。
上海からスリランカまでは約7時間。
もっと近いと思ってたけどインドのすぐ下だと思うと納得がいく。
コロンボにあるバンダラナイケ国際空港に着いたの午後7時すぎ。
イミグレを通ってまずは換金所。
スリランカではクレジットカードが使えるところが限られてるから、いつもより多めに換金した。(アジア圏は現地でした方がレートがいいケースがほとんどなのでいつもそうしてます)
空港にはカーサービスが軒を連ねていたけど、相場を調べるのにググったらUberがタクシーより安いことに気づき、そこで申し込んだりなんだりするよりアプリで済むからそっちにした。
バスっていう手もあったけど、もう夜だし一人だから避けた。
空港からコロンボ市内までは車で1時間弱。
列車から外の風景が見たかった私は一晩コロンボで過ごして翌朝出発すことにしていた。
ハイウェイを降りたら一気に風景がアジアっぽくなり目の前をトゥクトゥクが行ったり来たりしてクラクションが鳴り、渋滞にハマる。
長旅に疲れていたけどここでワクワクし始めた。
コロンボの中心街に入ると想像してたよりも都会で正直少し驚いた。グループ系のホテルもあるし高層ビルも多い。
やっとホテルに着いたのが9時近く。
夜ご飯は諦めて一人で晩酌だけし、シャワーを浴びですぐに寝た。
翌日は7時に起きていつものルーティーンを済ませ、8時半の列車に乗るため駅へ。
ホテルの人に昨日の飲み物はカードからで大丈夫だよね?レシートはメールで頂戴というとOKと言うのでそのまま出て歩いてると、後ろからホテルの人が追いかけてきて飲み物の清算が終わってないというのだ。
同じクレジットカードから引いて欲しいというと、飲み物は現金でくれと。
もう一回ホテルに戻って現金で清算を済ませて今度こそ出発。
このクレジットカードで宿泊の清算をしてるのにその他は現金でくれというパターン、この後も何度かあったのでやはり現金は多めに持っておいた方がいい。
ホテルを出てすぐのところでタイミングよく声をかけてくれたトゥクトゥクで駅まで行く。
スリランカではトゥクトゥクをスリーウィラーと呼ぶらしく、タイとかで乗るものよりもしっかりしていて乗り心地もいい。ちなみに私たち観光客にもわかるように現地の人もトゥクトゥクと言ってくれるからそのままで通じる。
コンフォート駅までいくら?聞くと、メーターが付いてるからこれで払ってとのことだった。
スリランカではメーターが付いてるトゥクトゥクもあって、下調べの時「ぼったくられないように必ずこれに乗った方がいい」と書いてる人もいたけど、いちいちあるかないか見るのなんて面倒だから付いてなくても必ず乗る前に値段交渉すれば大丈夫。
その土地の大体の相場は事前に調べて把握しておくのも大事。
あと観光客で一回もぼったくられないで旅を終えるなんてほぼ不可能であるということも頭に入れておくと、神経質になりすぎないからオススメです。
ドライバーは優しい目をした人で、摘んだばかりのお花を自分からもお客さんかも見えるところに飾っているのが微笑ましかった。
土曜日の早朝ということもあって街はまだ空いている。昨日の夜持った「都会」というイメージとは打って変わって「ザ・アジア」の風景にテンションは上がる一方だった。
駅に着くとごった返している切符売り場に、この旅初めてサバイバルモードがオンになる。
続く