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上海・中国華東エリアレポート③/カルフール(家楽福)の引き際の美学

第4弾よりこちらのほうがオモシロイとのご指摘どおりでした。
たしかに、このような《中国企業の手口》には、
大なり小なり、規模や性別、会社であろうが個人であろうが、
中国で「経営」に携わる日本人であれば遭遇しているでしょう。
現地駐在員の方でも《中国企業の手口》を日本側に説明するのに、
悪戦苦闘し、日中間両挟みになっている方が多くいらっしゃいました。

道理の有無や、合法非合法問わず、
大事なモノをもっていかれたら敗けなのです。
全速ダッシュして逃亡する犯罪者は地平線の彼方。
すでに姿が見えない輩から奪還するには相応のコストがかかります。

にもかかわらず、すすんで投資するケースが跡を絶たず、
いまだ自信満々の方は少なくありません。
「彼女(小姐)だけは違う。イイ子なのさ」
「彼女(小姐)と上手に付き合っている。俺は上手なのさ」
と酷似した現象のように見えます。

少なくとも、相手の有利な地場で奮闘するのは非合理的です。
ところが、もはや最近の日本でさえ、
相手の有利な土俵に引きずり込まれているように思えます。

勝てば官軍負ければ賊軍。逃げるが勝ち。
株価爆上げ時にたんまり儲けたから、それでイイのだという典型事例。
行動パターンは中国でも日本でも同じです。

エスカレーターを止めても「営業」を続ける意図は不明

ということで、敬愛する呉先生による上海発レポート第5弾を転載します。

https://gendai.media/articles/-/119500
「ゴネる」「払わない」「時間稼ぎ」…上海の日本人御用達スーパー「カルフール」のガラガラ惨状に見る《中国企業の手口》

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