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キャリアコーチングをやめることにした経緯を3C分析してみた

「仕事にやりがいを見つけるキャリアコーチ」を掲げて活動してきたのを、一旦やめることにしました。

フリーランス歴として5年目、紹介いただくクライアントワークを中心に企業向けの人事コンサル関連の案件に携わる中、並行して自社サービスを打ち出したく、個人向けのキャリアコーチングの販売に向けて1年半ほど活動してきました。

本業をやりながらの副業的な位置づけではありましたが、適当な気持ちではなく、集客の仕組み化のプロにも相談しながら、コンセプトにしたいことや届けたい人を真剣に考えて、SNSでも発信して…そうして色々と取り組んだものの、進みたいはずなのに進められない期間が続いて3ヶ月ほどモヤモヤした結果、方向性を見直すことに。

一般的には事業を始める前に行なう3C分析。それを今回、サービスをやめる経緯に当てはめて分析してみました。

自分のサービスを立ち上げる時に現れたハードルは何なのか?どういう気持ちの変化があったのか?動いてみないと分からなかったことは何だったのか?

これからゼロイチでサービスを立ち上げていきたい方にとって参考になれば嬉しいです。

Company:自社・自分としての限界は何だったのか?

サービス面:楽しくてやりがいもあった。それでも…

キャリアコーチング自体は、正直とても楽しかったです!特に人事やフリーランス界隈に関心が高い方と「やりがい」を軸にしながら、試行錯誤を一緒に取り組んでいくプロセスは私自身のやりがいでした。実際、喜んでいただけた側面もあり、キャリアコーチング自体の価値はあるなぁと思っています。

リソース面:限られた時間をどんな時間にしたいのか?時間のデザインという考え方

一方で、ありがたいことなのですが、並行してクライアントワークが増えてきて、自社サービスの立ち上げた当初よりも時間的制約が増えてきました。

キャリアコーチで想定していたのは1回60〜90分くらいのセッションでしたが、クライアントワークでの急な対応が入ったり顧客対応が増えてきたことで、次第に日中にセッション枠を確保するのが難しくなってきました。

また本業の仕事柄、担当者の個別フォローやプロジェクト進捗を追いかけることが多いのですが、キャリアコーチも個人のキャリア実現に向けた進捗を追いかけるという点では似ているところがあります。

ボリュームが増えてくる前はそう感じていなかったのですが、次第に副業的な取り組みなのに、本業と同じことをやっているのってどうなんだろうなぁ…?と疑問を感じてしまうように。

平日が月20日、1日8時間働けるとして、1ヶ月で仕事に使える時間は160時間。(フリーランスなので土日も使えはするのですが、私は土日や朝夕は家族との時間にしたいのでノーカウント)

そのうち…

・自社サービスの立ち上げのために使える時間は何時間なのか?
・その時間をどんな風に過ごす時間にしたいのか?
・どんな人と過ごす(もしくは一人で過ごす)時間にしたいのか?

キャリア相談をしたい=個別セッションだ!と短絡的に考えてしまい、そこに費やす時間のデザインをつき詰めていく作業が足りていなかったように感じています。

Customer:誰に向けてサービスを届けるべきだったのか?

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