不安なことばかり起きているのか?
私は今年の7月から毎日日記を書いています。
アンメットというドラマの主人公が、毎日日記を書いていて、なんとなくいいなと思ったことと(ドラマでは記憶が1日でリセットされてしまうので、継続性のある毎日を過ごすためというのが目的でしたが。)、鍼灸師さんが毎日のポジティブなことを3つ書くようにすると、毎日幸せを探すようになっていいと言っていたので真似っ子です。
その日一日で起こった楽しかった・嬉しかった・満足した等とにかくポジティブな気持ちになった出来事を3つ書くようにしているのですが、これがなかなか難しいです。2か月経つ今でも、ポジティブな出来事を思い出すこと自体がまず難しくて時間がかかりますし、結局絞り出せずに1つ・2つしか書けない日もあります。
でも、冷静に考えれば私の1日はそこまで悲観的になるものではないはずで、小さいことで言えば、「お昼に食べた唐揚げが美味しかった」とか「帰りの電車で座れてラッキー」とかいくらでもあるはずなのです。1日が終わるころにはそういったハッピーな記憶は薄れており、「肌あれが治らなかったらどうしよう」とか「これがうまくいかなかったら人生どうなるんだろう」のような些細な心配からまだ起きていない未来への大きな心配事が心の中を支配しています。
今回の心理カウンセリング講座と自主的な勉強で知った事実が2つ
1日の中で人と関わったり、何かを見たり聞いたり考えたりすることで発生する感情は1つだけではないはずです。でも、そこで起きた感情を認識したり・口に出したり・思い出したりしない限り、忘却曲線にのって翌日には70%忘れてしまうのです。私の場合、「不安」という感情については1日の中で何度も繰り返し復習してしまっているので脳内に定着しますが、「幸せ」という感情については意識的に認識することがそもそも少なく、思い出しもしないので忘れてしまいやすいのです。
だから、「不安」と感じさせるような出来事がたくさん起きているのではなく、「不安」を感じて認識するのが得意でしっかり復習してしまっているので、定着しているだけのこと、と言えます。
今まで私が「不安」を感じないようにするためにやっていたことは下記のものです。
どれもなかなか難しかったのは、きっと本当は感じている「不安」の感情をいけないものだとして大丈夫なものに変えようとしたり、無視しようとしたりしていたからかなと思います。
①日々の感情は「不安」だけではない
②思い出さないものは忘れてしまう
ということをふまえると、「不安」はそのままにしたうえで(一応存在は認めてあげる)、「幸せ」「安心」「嬉しい」と感じたことを復習することで私の中のhappyが高まるのかもしれません。