週一回は出したいシリーズ:「聖王 終わりの移民」10-1
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
連載漫画に考えていた企画を、今「小説家になろう」の掲載中です。
面白いと思っていただけたら、そちらも読んで頂けると嬉しいです。
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少しの間でも、お楽しみ頂けていることを願います。
【聖王 終わりの移民】10-1
「真月アカネ①」
作:カナモノユウキ
《登場人物》
・高瀬タケル(20)大学に通うヤマトの親友、自分勝手なところもある。
・音來未ケイ(21)ゲーム初参加者、愛知出身。
・真月アカネ(37)クリア経験四回、高知出身。
聖王 終わりの移民
《真月アカネ①》
――魔法少女はアカネの目標…アニメ、プリティアンジュ7の主人公〝アカネちゃん〟は〝アカネ〟の憧れ。
アカネと同じ名前なのに…全然違う、陰湿じゃないし、いじめられても居ない。
そして一番違うのは、〝魔法使い〟ってとこ…仲間を助ける為、敵を他をす為、魔法を使う姿。
アカネには仲間が居ないから、魔法の使い道がもしもあるならそれは一つ…敵を倒すため。
でも、今は違う…このゲームに勝てばアカネに仲間が出来る!一人じゃなくなる!
それに…もう一つ。アカネは前のゲームの時、大事なことを知ったの。それは…。
――「あ、その前に確認したいんだが…答えてもらおう。お前は、〝斎〟なのか?」
「おじさんもリタイア希望者?残念だけど、アカネは斎じゃないから!」
「残念、こんな可愛い魔法使いが斎なら、喜んで協力するのに…。」
「おじさん…何か知ってるの?」お、この子も知っている側か…なら話しやすい。
「あぁ、君も知ってるのか。〝裏ステージ〟の存在を。」
「うん、前回のゲームで教えてもらった。アカネの【アラヤ】だったら…叶うかもしれないって。」
「ほう、確かに見たところ…特殊な能力っぽいしね。それに立派な〈使い魔〉だ。」
最初のゲームで観た事がある…確か。
【魔法使い】レア度★★★★
想像した魔法を詠唱である程度具象化する能力、〈杖〉を媒体にしないと攻撃が出せない。
間違いなくそれだと思うが…、何か違和感も感じる。あんなに攻撃力があるもんだったか?
いや、今は分析をするよりも…。「まぁ邪魔だから、斎じゃないなら片づけるのみだわ。」
ライフル型のレア武器〈ロビンフッド〉能力は超長射撃でも相手に当たるホーミング弾。
それにプラス、標的が近ければ近い程その弾速は増す…つまりこの距離に入れば。
「光速に近い弾を避けられるかい、お嬢ちゃん。」
「舐めないで、おじさん。」
引き金を引いた直後、放たれる高速の弾丸が少女を…撃ちぬいていない!?
おい、嘘だろ。能力で貫通力も増してる俺の射撃、攻撃力もカンスト級の超攻撃力だぞ!?
「おじさん、今何したの?」…無傷ってか、そりゃそうか。こいつはサイドミッション経験者だ。
「お前も、【アラヤ】の所持数5個なのか?」
「〝も〟って、おじさんもそうなんでしょ?」…タケルに伝えたのは〝初期〟の俺の能力。
俺にはもう二つ、能力がある…。
【分身】レア度★★★
〈プレイヤー〉と〈使い魔〉両方の分身を創り出す、意志はなく支持を送り操作。数は熟練度によって増える。
【兵器庫】レア度★★★★
武器をストックできるだけでなく、登録を行えば復元も可能。
これに以前タケルに伝えた能力…。
【鷹の目】レア度★★★
〈使い魔〉の鷹の眼を利用して、自身の感覚として空間を45メートル以上を把握できる能力。
【鷹匠】レア度★★★
〈使い魔〉の鷹のを250㎞の速さで突進攻撃を繰り出す。
【狙撃手】レア度★★★★
銃系統の武器を種類関係なく99%の制度で扱える。飛距離10m+、貫通力+。
この五つ。…そう、俺は一度〝斎〟を特定し、サイドミッションAとBをクリアした。
Bで手に入れたこの【鍵】を使う為、俺はまた〝斎〟に会わないといけない。
最後のサイドミッションCをクリアする為に…俺はコイツに負けられない!
「出し惜しみなしで行くぞ、魔法使いちゃん。」〈分身〉で俺本体を三体に増やす。
そして〈使い魔:天〉を五羽に増やす!俺の最大分身数は〝8〟だ。
それをうまく分配して戦わないといけない…俺のベストな数字は3:5だ。
天四体をおとりに使い隙を作り、俺を含めた狙撃手に〈兵器庫〉で増やしたロビンフッドを持たせる!
そして三点からのかく乱射撃をしながらの…後方を陣取り狙撃…っておい。「後ろにも居るの。」
【ドッペルゲンガー】レア度★★★★
意志を持った自分自身をもう一人配置することが出来る。【アラヤ】も複製されている。
「そっちの分身さん達は能力は付与されてないんでしょ…私の〝アカネ〟は一緒なの、能力もね。」
失敗だ…〈分身〉の上位互換、しかも間違いない、魔法は決して攻撃魔法だけじゃない。
〝ステータス向上〟も魔法使いの十八番じゃないか!
「気付いた?私たちは助け合いながら戦えるの!私の攻撃はもう一人の〝アカネ〟が強化してくれる!」
「なるほど…ってことはそちらのグリフォンも…。」
「もう一体居るよ、出て来て〈グリリン〉!」
デカいモンスター二体に、助け合う二人の魔法使い…。
こいつはどうも…かなり厄介だな。
続く
【あとがき】
最後まで読んでくださった方々、
誠にありがとうございます。
元々は漫画のネタなので、何だか説明が足りないなと感じつつも。
荒っぽくても楽しんでもらえるようにと。
頭を雑巾のごとく振り絞って書いてますm(__)m
完走まで頑張るので、応援して下さると嬉しいですm(__)m
何卒、宜しくお願い致します。
※面白いと思っていただけたら、こちらから続きが読めます。
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では次の作品も楽しんで頂けることを、祈ります。
お疲れ様でした。
カナモノユウキ
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