自分を仕事にする“何者か”にならなくてはいけない自分を卒業し、自分丸ごとで生きていく人生を始めた【2019年の振り返り】
2019年と振り返ると、こんな1言にまとまる気がする。
1月末で正社員を退職し『人と<場xチャンスx情報>が有機的につながって思いを形にする場づくりがしたい』と飛び出した。
でも、「普通じゃない自分へのコンプレックス」と「何者かにならなければならない」呪いがかかってた。
なので、ちょっと恥ずかしいけれど、それまでの私の中身はこんな感じ
☑「もっと自分は何かできるはず!」と心の中では思っているけれど、SNSで活躍する同世代の彼女のような才能は自分にはないと、つい、人と比べてできない理由を探してしまう
☑バリキャリ=家事も育児も仕事も美容も全部、わがままに叶える女性をイメージしてしまうと、ライフキャリアってしんどい
☑でも、画面の中にいる“ロールモデル”じゃなく、リアルな世界で自分の人生を生きている仲間と出会い、共に悩み・共に歩みたい
だから、自分に自信がなく、飛び出したものの、せっかくチャンスをいただけたコワーキングスペースという憧れ場でも、会員さんや他のスタッフさんと関わるのが怖くて、自分自身の理想と現実のギャップに日々苦しみそれによって自己肯定感を下げてしまう負のスパイラルに陥ってた。
コワーキングスペースを2つインターンとバイトで掛け持つ、説明がしずらい立ち位置から見えてくる”もっとこうなればいいのに”という理想をどう表現していいかわからなかった。
それが、朝渋神戸を始めたり、ロペスくんとの再会から関西コミュ活を始めたり、リベルタ学舎との出会いにより、自分が主体的に思いを伝えて、自分から関係を作っていくプロセスを経て、業務委託契約という形で、やりたいことを仕事としてきちんと求めて頂けることになったのはすごく自分への自信につながった。
変化をまとめてみると・・・
・「自分にも何かできるはず」とロールモデルばかりを探してたから“何者かにならなければならい”と思っていた。
→リベルタ学舎の湯川カナさんの“自分丸ごとでなりわいに”という言葉に感銘を受けて、自分にないものじゃなくあるものを大事にするようになった。
・「何かできるはず」の<何か>は自分の中にあることに気付いたら、前より人と比べなくていいので生きやすくなった。
→まだ<何か>を探しているけど、チームの中で自分の魅力を教えてもらえたり、いろんなことを実験しながらできることが見つかったり増えるのがやりがいにつながる。
私が“ちゃんとしなきゃ…!”と悶々としていると、「かなみんのゆるさ」とか「保健室の先生」キャラがみんなに受け入れられていることを知って、周りが私のことを”かなみん”として受け入れてくれていることに気付いて嬉しかった。
・バリキャリ=家事も育児も仕事も美容も全部、わがままに叶える女性をイメージしてしまうと、ライフキャリアがしんどい。
→自分の生きたい人生を応援してくれる旦那さんと事実婚をして、お互いの価値観やライフキャリアを共有することができているので、ライフデザインは自分なりの生きたい方向、幸せに寄り添った夫婦のあり方でいいと思える。また、秋に大きな転機が訪れてから、彼の気持ちも感じられたし、2人で一緒にいることもお互いが生きたい生き方を両立したいと決意みたいなのが生まれた。
・そして、画面の中にいる“ロールモデル”じゃなく、リアルな世界で自分の人生を生きている仲間と出会い、共に悩み・共に歩むことができている。
→なんなら、SNSのおけげで、画面越しの方にもリアルで会えるようになった。
「自分を仕事に」と願いながら、自分を仕事にするのは今ここにいる自分ではなく、それができる何者かにならなければならないと思っていたことが、自分を苦しませていた原因だったんだなぁと今になって府落ち。
自分を仕事にするのは、今ここにいる自分で、「自分丸ごと」その延長が繋がってちゃんと仕事になるまでに成長していくのだと。
この1年は、武器を持たずに丸腰で飛び出したので、失敗や周りに迷惑をかけて困らせました。
それに付き合ってくださったみなさん、本当にありがとうございました。
多動で衝動的なのでWhyや自分の軸がまだ育ってないなぁとつくづく反省してます。
来年は、思いを形にするために、自分の中にあるちゃんと素材を武器として育てて、「自分を仕事に」していきます。
【登場人物的なの】
・朝渋神戸
・ロペス君
・関西コミュ活
・一般社団法人リベルタ学舎
・湯川カナさん