王子公園Fika(フィーカ) ーbeとdoをつなげてアウトプットしていくためのお茶会ーを始めます
みなさん、こんにちは!
パラレルコミュニティコーディネーターの岩田かなみ(@kanamin823)です。
私は現在、神戸市の灘区、王子公園にあるIncubation Studio SoWeluのコミュニティマネージャーをしています。
SoWeluは2023年にオープンした複合施設です。24時間利用可能なコワーキングスペースにギャラリーやシェアキッチン、イベントスペースも併設している「まちの交流拠点」です。
2023年はSoWeluのオープンや、王子公園のまちづくり会社株式会社玉子公園の設立など、私にとってこのまちを舞台に新しい1歩を始めるチャレンジの1年でした。
そのチャレンジをする中で感じた新しい1歩をふみだす中で訪れる喜びや苦労などをふりかえり、”こんな場所があったらいいな”と私自身が欲しいと思う企画が、【王子公園Fika(フィーカ) ーbeとdoをつなげてアウトプットしていくためのお茶会ー】です。
今回は、王子公園Fika(フィーカ) ーbeとdoをつなげてアウトプットしていくためのお茶会ーに込めた思いを紹介します。
王子公園Fika(フィーカ) ーbeとdoをつなげてアウトプットしていくためのお茶会ーとは
【告知文より】
”So well (= うまくいく)”を合言葉に、神戸・王子公園を中心とした地域の魅力や仲間たちと出逢いながら、自分のアイデアを実現するプロジェクトが生まれる「まちの交流拠点」SoWeluの新企画、王子公園Fika。
Fika(フィーカ、Fika)はスウェーデンのお茶の習慣。コーヒー片手に甘いスイーツを食べながら、友達や家族たちとおしゃべりを楽しむ時間のこと。
王子公園のお店のおやつを食べながらアイデアのたまごやこれから取り組みたいことをおしゃべりしませんか?
王子公園Fikaは”こんなことやってみないな”というdoや、”こんな自分らしさを発揮したいな”というbeを共有する場。
今年ちょっとチャレンジしてみたいことをシェアしたり、暮らしと仕事の間に自分らしさを活かすプロジェクトに出会えるかも。
新しい1歩をふみだすことは勇気やきっかけが大切。
王子公園でこれから生まれるアイデアのたまごを話してみたり、一緒に育てる関係をつくることで、このまちで自分たちの心地よい暮らしを創り出すための力となると考えています。
私たちと一緒に”So well (= うまくいく)”を合言葉に、あなたにとっての”新しい一歩を始めましょう。
なぜ王子公園Fikaを始めるのか?/
私はパラレルコミュニティコーディネーターのVISIONとして「コミュニティの力でみんなが自分の人生のストーリーを生きる社会をつくる」を掲げています。
顔と顔の見える関係性の中にいかし合うつながりをつくることがあれば、1人1人が弱さを含めた自分らしさを大切にしていけると考えているからです。
30歳まで生きづらさを感じながら会社員をしていた私が家と会社以外のコミュニティとの出会いを通じて、サードブレースの大切さに気付き、自分らし
さを大切にする選択肢を選びました。
自己紹介noteに詳しく書かせていただいています。
今に至るまでフリーランスとして色々な活動やお仕事を続けられてこれたのは、beカレッジなどの学びを経て、私自身が人生のトランジションやbe(私らしさ)を向き合い、それを実践へとつなげるための発信やアクションをしてきたこと、それを面白がって声をかけてくれたり、誘ってくれる幾へのご縁のおかげです。
にして、2023年はハードモードな1年でした。
王子公園という地域を舞台に1人でプロジェクトを始める中で、0-1に対してオーナーシップを持って取り組むことは、これまでにないしんどさや痛みがありました。
0-1を始めるとき、まだ固まりきっていないアイデアの玉子や自分の思いを語り、仲間を見つけて1つ1つ形にしていくには果てしない物語のように思えます。
自分なりには思いを巡らせているつもりでも表現として伝わらないことや相談のつもりが考えが甘くてフィードバックを受けてちょっと傷ついてしまったり。(相手にはそんなつもりはないんです)
アイデアだけで走ってしまって、形にするまでの道筋が見えな過ぎたり。
形にするには自分にはできないことを助けてくれる仲間が必要なのに、1人で全部頑張ることになったり。
自分らしさを大切にしたいと願いながらも、未経験で、ふんわりとしたアイデアをカタチにしていくためには1歩踏み出す勇気やいろいろな関係性をつくりながら、自分と他者と向き合うエネルギーが必要です。
そんな思いから生まれたのが王子公園Fikaです。
”こんなことやってみないな”というアイデアの玉子は、趣味からでも好きなことをカタチにするものや生煮えの段階で誰かに相談してみたいものでOK。
”So well (= うまくいく)”を合言葉にしているSoWeluで、ファシリテーターとともに「イイネ」って言い合える関係をつくります。
その思いの奥にある”こんな自分らしさを発揮したいな”というbeの部分について問いを立てたり、参加する人たちのその人のらしさをいかした関わりを模索していきます。
きっと、beの部分とつながるdoをカタチにしていくことは1人1人にとってもこのまちにとっても心地よい暮らしを作っていく力になると感じています。
自分たちとまちのウェルビーイングを形に
2023年に王子公園の仲間とともに立ち上げた株式会社玉子公園は、王子公園のまちから玉子のようにさまざまなアイデアが生まれ、形になり、それぞれにとっての幸せを追求できる懐の深い公園のような場になることを目指して活動しています。
公園は朝からラジオ体操をするシニアがいたり、子どもたちが遊具で遊んでいたり、夕方になったらカップルがおしゃべりしていたり、それぞれにとっての心地よい、色んな楽しみ方ができる場所です(公園ならではのオリジナルのルールの遊びがありますよね)
少し話がジャンプをしますが、MIT組織学習センター共同創始者のダニエル・キム氏によって提唱された成功循環モデル(Theory of Success)によると、成果を生み出し続ける強い組織を作るには最初から結果を求めるのではなく、「関係の質→思考の質→行動の質→結果の質」という順番で段階的に向上させていくことが重要であり、この連鎖は一方向ではなく、結果の質が向上すると更に関係の質が向上し、というように循環が続いていくということです。
王子公園のまちからアイデアの玉子が育つためには、まずは王子公園Fikaという場で、まだ生煮えだったとして想いを表現できたり、それを「イイネ」と言ってもらいながら、beやdoを向き合っていくことは、この成功循環モデルの最初の関係作りのスタートだと考えています。
私はそんな場から生まれたアイデアがこのまちを公園のような場所にしてくれる未来にワクワクしています。
なので、beの部分とつながるdoをカタチにしていくことは1人1人にとってもこのまちにとってもWell-beingを形にしていくことだと感じています。
============
王子公園から生まれるダンスを楽しみましょう
王子公園FikaはファシリテーターのPecoさんと私が、鳥取県大山のまーしーさんがSoWeluで開催してくれたDAISEN PARTYで出会ったことにより生まれました。
2023年のふりかえりの記事ではこんなことを書きました。
そんな経緯で生まれた王子公園Fikaが森が育つようにじっくりコトコト1つ1つの素材をいかして、味わいながら、時間と共に少しずつ進化・深化していくようなマイプロジェクトになればいいなと思います。
ぜひ、みなさんと一緒に王子公園から生まれるダンスを楽しみたいと思います。
王子公園Fikaで会いましょう!!
▼王子公園Fikaの申し込みはこちら
王子公園Fikaについてのお問い合わせや質問については、私へのFacebookメッセンジャーかTwitterのDMがスムーズです♪