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コミュニティは怖くない!コミュニティ初心者ほどコミュニティに参加した方が良い理由とは?
こんにちは。Kanami(@kanami_okada)です!
昨今、「コミュニティ」という言葉があちこちで飛び交うようになりましね。
みなさん「コミュニティ」ってどんなイメージを持っていらっしゃるんでしょうか?
・情報交換ができる集まり
・いろんな人と出会いがある
・興味関心のあることについて学べる場
こんな感じでしょうか。
私も初めてコミュニティに参加するまでは、なんとなくのイメージしか持てていませんでした。
「コミュニティについてもっと知りたい」
「これからコミュニティを作っていきたい」
という方は、まずコミュニティに参加してみることを強くお勧めします!!
ここからは、
コミュニティ初心者ほどコミュニティに参加した方が良い理由
について解説していきます!
コミュニティ作りで取り組んだ2つのこと
最初に、私がコミュニティ作りに携わった時の話をさせてください。
前回の記事でも少し触れましたが、コミュニティ作りを始めたのはちょうど1年ほど前のことです。
あるプロジェクトに関わっていた時、海外から持ってきたツールを日本版へローカライズして事業として広めるために、コミュニティを立ち上げることになりました。
最初に取り組んだことは2つです。
1. コミュニティのコンセプト作り
2. 社内の合意を得てコミュニティ活動の基盤作り
1. コミュニティのコンセプト作り
コンセプトとは、「誰のための何のコミュニティか?」を定義することを意味します。
コミュニティ初心者の運営チームが教科書にしていた「コミュニティーマーケティング」という書籍にこんなことが書いてありました。
コミュニティを実現する上で最大のポイントとなるのが、
どんな人に集まってほしいかを規定する「関心軸」です。
当時は海外から持ってきたツールを関心軸として設定しました。
ツールやプロダクトがある場合、関心軸(コンセプト)を決めるのは比較的簡単です。
ですが、今運営している「新規事業や起業のコミュニティ -Add Venture Lab-」」を立ち上げるときは、関心軸を決めるのに苦労しました。
新規事業や起業は目に見える”モノ”がなかったからです。
形が見えない中で、何をキーワードとして関心軸を作るかで相当ディスカッションしました。
キーワードによって集まってくる方が大きく変わるからです。
例えば、「社会に価値を提供する新規事業や起業のコミュニティ」と言われるとどうでしょうか。
「社会に価値を提供する」という文言がついただけで、通常の新規事業や起業とは違う感じがしませんか?
ビジネスモデルをしっかりと構築していきたいと感じている方は反応しないかもしれません。。。
こういうディスカッションをしていて、ある壁にぶつかりました。
コミニティ作りの壁①:コミュニティへの共通認識がない
「コミュニティ」という言葉はわかりやすいようでわかりにくい言葉だと思っています。
同じ言葉を使っていても、人それぞれ抱くイメージが違うからです。
コミュニティの関心軸(コンセプト)についてディスカッションしている時も、立ち上げメンバーそれぞれがコミュニティに対して違うイメージを持っていました。
そのため、なかなか関心軸が決まらないのです。
前提条件が違う中でディスカッションしているので、決まらないのは当たり前です。
この時の私たちは、まず「コミュニティとは何か?」について、具体的な共通認識を持つことが必要でした。
・コミュニティが持つ空気感や熱量
・やりとりされる情報
・誰がどんな活動をする場所なのか
などなど。
コミニティ作りの壁②:コミュニティ活動への社内理解が得られない
そんなこんなで、関心軸作りにバタバタとしている間にも時間は過ぎていきます。
関心軸作りをしながらも、何か活動を始めなくては!!ということで、小さな勉強会をスタートさせました。
私たちの活動を見て、社内からある声が上がってきます。
「コミュニティ活動に時間使い過ぎじゃない?」と。
そうです。
コミュニティ活動って数値化できないんです。
そんな直ぐに売上とかにつながらないんです。
育てるのに時間がかかるんですよーーーーーーーーー!!!!
でも、長期的な視点で見ると、コミュニティが自走できるようになってくると、「関心軸」でクチコミが広がり、ユーザーがユーザーを呼び、より多くの人が集まってくるんです。
「関心軸」に対して熱量を持っている人がインフルエンサー的役割を自然と担い、新しい人を連れてくる。そしてコミュニティを通して自社の商品・サービスも広がっていくのです。
この辺りの概念がなかなかお偉方にご理解いただけない。。。
こんな状況でした。(今は違いますよ w)
最初は手間のかかるコミュニティの立ち上げ活動に思うように時間が割けなくなるのも時間の問題でした。
うーん。どうしたものか。。。となってしまいました
2つの壁を一気にぶち壊した #CMC_meetup への参加
ここまで、私がコミュニティの立ち上げに携わった際にぶつかった2つの壁についてご紹介しました。
実は、2つの壁をぶち壊してくれたのが #CMC_meetup でした。
壁①:コミュニティへの共通認識がない
立ち上げメンバーと一緒にCMC_meetupへ参加することで、同じ空気感を味わい、目指すべきコミュニティ像が明確になりました。
同じコミュニティイメージを持っているからこそ、その後の議論が驚くほどサクサクと進むようになったんです。
参加するコミュニティはCMC_meetupでなくてもいいのですが、コミュニティとして自走していたり、ある程度成熟しているコミュニティを選ぶことをお勧めします。
そして、できるならばそのコミュニティの運営側として少し携わってみてください。
ある程度成熟しているコミュニティであれば、運営者として参画すると、先輩運営者が一緒に走ってくれるからです。
一緒に走ることによって運営のポイントや実務を学んでいくことができ、よりコミュニティ運営へのイメージアップすることができます。
壁②:コミュニティ活動への社内理解が得られない
先ほどご紹介した「コミュニティマーケティング」の書籍にも書いてあるのですが、社内の理解を得るためには、
ただ稟議を通すよりも、上層部にきちんと説明をして合意をとるプロセスをとった方が上手くいくと私は思っています。
(中略)
機転の利く担当者は、自分から言い出すのではなく、第三者に話をさせるわけです。
「コミュニティはこうつくるといい」「マーケティングファネルで見ると、こういう効果があります」と言わせる。
担当者が話をするのではなく、第三者に話をしていただく。
「誰からくか」というのが大事です。
こういう話をしてくれる人と出会えるのが、CMC_meetupでした。
いざとなったら話にきてくれる人と関係性が築けるだけでなく、経験者の話も聴けるので、社内に理解を促すための生の事例をたくさん知れる場でもあります。
私自身もこのような材料を使って、社内から理解を得るための活動を行っていきました。
とはいえ、コミュニティへの参加はちょっぴり怖い?
何となく コミュニティ初心者ほどコミュニティへ参加した方が良いというのは伝わったのかなーと思います。
ですが、実際に初めてコミュニティ参加する・・・となるとちょっと不安もありますよね。
体験したことのない未知の世界に一歩踏み込むのは、少し勇気が必要だったりします。
そんな方にお勧めしたいのが、明日の夜からスタートする「CMC_meetup MAX」です!!
なぜなら
コミュニティ運営者が集まっているので、これから一歩踏み出そうとしている方を とっっっても暖かく迎えてくれます。
CMC発起人の小島さんもこんな風におっしゃってます。
コミュニティ成立、成長の力学や、コミュニティマーケティングを進めるうえでのフレームワークを理解してから実践する方が、その後の歩みもスムースになるかと思います。
そして、感じたことや質問、コメントをツイッター等でアウトプットすることで、一気に理解が深まったり、熱量が伝播する「実体験」を、この機会にぜひしていただきたいです。
まずは行動してみる、の姿勢で、もし「敷居が高い」と思っている方がいれば、参加のボタンを!
実は、私もTwitter枠として少ーし運営に携わらせていただくことで、コミュニティの成長力学やフレームワークを得る機会として「CMC_meetup MAX」を捉えています。
ぜひ一緒に熱量を感じて、アウトプットしまくっていきましょう!!