【ダンス留学希望者必見】ダンス学部の出願資料リスト完全版
ニューヨークにはダンス専門の学校だけでなく、大学にレベルの高いダンス学部が開かれているところがたくさんあります。
しかし、その出願方法は他の学部への出願とまったく違う独特なもの。これを知らないと一般的な出願資料だけでは足りないことに後から気がつき、間に合わなくなってしまう危険性が大、です。
わたしも、出願資料を用意するのにはとっても苦労しました。
まわりに詳しい人はいないし、英語で書かれた大学のホームページを読むのも一苦労。
今回は、そんな以前のわたしのように大変な思いをしているダンサーさんたちのために、ダンス学部出願のための必要資料を徹底解剖します◎
1, 一般出願書類
まずは他の学部に出願するときにも必要な、一般的な出願資料です。
<<出願資料リスト>>
-願書 (Application Form)
-エッセイ
-推薦状 (Letter of Recommendation)
-高校・大学の全科目の成績 (Academic Transcripts)
-SAT, ACT, またはTOEFLのスコア
-出願料 (Application Fee)
一般出願書類の詳しい情報は、こちらのnoteにまとめてあるので、ぜひ◎
→完全攻略、アメリカ大学への出願資料
2, ダンス履歴書 (Dance Resume)
“dancer resume” で検索すると、下記のようなテンプレートがたくさん出てくるので参考にすると良いでしょう。
履歴書の一番上には自分の顔写真を載せ、メールアドレス、体重、身長、目の色、髪の色などの情報を記載します。
どこでどんなダンスのトレーニングを何年受けてきたか、ダンス公演への出演歴、コンクール等での受賞歴なども記入していきます。
レジュメ例:
(写真:RESUME-NOW)
3, ダンスオーディション動画 (ビデオ審査の場合)
ほとんどの大学が、留学生に対してダンスのビデオ審査を許可しています。
各大学の指定する内容のダンスレッスンの様子をビデオに撮り、YouTubeやVimeoにアップロードしてそのURLを送る、というものです。
ビデオ審査内容の一例:
-バレエ
バーレッスン(プリエ、タンデュ、ロンドジャンブ、グランバットマンを含む)、センターレッスン(アダジオ、プティアレグロ、グランワルツを含む)
-モダン
ウォーミングアップエクササイズ、背中のエクササイズ、センターでのコンビネーション
-ソロ
90秒の自由なソロダンス
この動画をアップロードするサイトでのアカウントの作成や、審査料(Audition Fee)の支払いも必要になる場合もあります。
現地に行ってオーディションを受けるのであれば、ビデオは必要ありません。その場合、必要書類の持参を忘れずに。
4, ダンス関係者からの推薦状
(Artistic Recommendation)
学校の先生からの推薦状とは別に、ダンスの先生や、自分のダンスについてよく知る人物からの推薦状が必要です。
学校によって何通必要になるかはちがうので、しっかり確認しましょう。
(わたしの時は、2通必要でした。)
また、日本語で書かれたものを英語に直した場合は、原文と英文の両方の提出を求められることもあります。
5, 指定されたポーズの写真
出願時に、各大学の指定するポーズをとった状態の写真が必要なことがあります。その場合、バレエの第1アラベスクの写真を求められることが多いと思います。
個人的には、手間や費用はかかっても、ビデオや写真はプロのカメラマンさんに撮ってもらうことをお勧めします。
いかがでしたか?
これだけの資料が必要となると、早め早めの行動が大切ですね。
ダンスを本場ニューヨークで学べるのは、とても実になる素敵なこと。各大学の出願締め切りと細かい要項を確認して、ぜひ悔いのない挑戦にしていただけたらと思います^^
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