会社は自分を守ってくれない
カナメです。
今回は残念なお知らせです。
会社は自分を守ってくれない。
note界隈ではご存じの方も多いと思います。
今回は「会社は自分を守ってくれない」論を僕なりに解説したいと思います。
前提として
多くの方は会社員として働いていると思います。
(総務省労働力調査2020によれば、15歳以上の就業者のうち、雇用者は5973万人で就業者の89%を占める)
会社員であることで収入は安定しますが、会社が考えていることを考えてみるとよりベストな決断ができるようになります。
現在はコロナで不安定な経済状況と社会情勢です。
宿泊関連、飲食関連の業界では就業者数が減っています。
つまり倒産や解雇などで職を失っている人が沢山います。
僕が所属している広告関連の業界も明日は我が身、どうなるか分からない状況です。
結論
会社は自分を守ってくれないなら、自分で自分を守らなければならない。
(僕はかつて会社にフルコミットしていた社畜でした)
僕ががなぜそう考えるようになったのか理由を書いていきます。
理由
そもそも会社とは利潤を追求することが存在意義であり目的です。
会社がなくなれば所属している従業員が露頭に迷うことになります。
会社は「従業員」という集団は守るが、僕という個は守りません。
ドライな言い方をします。
会社は僕のスキルや経験を買って、労働力として在籍させています。
僕を有効に使って収益化させているのであり、「僕」自身や家族は関係ありません。
細かい話をすれば言えば家族が豊かに暮らせることで僕のモチベーションが上がり、労働力が上がる取り組みにはメリットがありますが、やはり「従業員」という集団であって個としての僕の家族には関係ありません。
まとめますと「従業員」という集団は守りますが、「僕」という個にカスタマイズされた守り方はしてくれません。
自分の身や家族のことはそれぞれの事情を踏まえたカスタマイズされた考え方が重要だし、カスタマイズされた守り方が大事です。
なぜなら、それは自分自身しかできないことだからです。
具体例
例えばコロナで緊急事態宣言が出ても、従業員に出社してもらうことで利益を生み出すビジネスモデルであれば出社してもらわなければなりません。
それが原因で従業員がコロナに罹患して、従業員自身や家族に感染者が出たとしても会社としてはどうしようもないです。
出勤を自粛したり、休業できる体力がある企業は良いが、体力がない企業の場合は経営者にとって苦渋の決断になるでしょう。
逆に皆さんが経営者だとしたらどうでしょうか。
社員を出社させたくはないが出社してもらわないと会社が傾く。
出社してもらわざるを得ないですよね。
結果として「社員を守りたくはないわけではないが会社の存続を優先せざるを得ない」になりますよね。
結論
ということで、言い方が少し意地悪ですが会社は自分を守ってくれないです。
正しく言うと、守りたくても従業員全ては救えないとも言えると思います。
会社に務めるのが悪い!と言いたい訳ではありません。
会社が悪だ!とも思いません。
会社にフルコミットするだけではなく、自分の力で生き延びる道も模索しつつ、いい距離感を保てればなと考えました。
その結果、僕は自分と家族を守るために副業をはじめました。
僕が正しい判断ができるようにという意味合いもあります。
コロナ渦で会社からの収入が減給になったということもありますし、会社のお給料1本だけで生活することに危機感も感じました。
他の収入源があれば、会社の判断に「もうついていけない…」となった時に「会社を辞める」ということも選択できるとも思いました。
今回の話はいかがでしたでしょうか。
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2022年1月20日追記
副業を半年やってみた実績をまとめて、多くの人が副業の一歩目を踏み出すための情報をまとめました。