旅をする木 星野道夫

今日は「旅をする木 星野道夫」というテーマの文章を書きたいと思います。

昨日、Amazonでポチったこちらの本がさっそく家に届いたため、読み始めました。

本格的に読書をし始めて20年くらい経って、そして、いろんなジャンルの本を読んできましたが、まだ60ページほどしかこの本は読んでおりませんが、明らかに「異質」な本です。

今までなかなか出会ってこなかった、珍しいタイプの著者であり、本だなぁと思います。

どう違うのかと聞かれても、なかなか言語化が難しいのですが、端的にいえば、知的な人間が何十年も自然のなかで過ごしたとき、その人間から見える世界はこういう感じに見えるんだろうな、というのがこの本を読めばクリアに分かる、という感じでしょうか。

都会の喧騒に揉まれ、慌ただしく日常を過ごしてるような人には絶対にできない発想、そして、アラスカという広大な大地で自然や動物を見続けてきたからこその視点がそこには確かにあって、誰にも真似できない世界の捉え方がそこには存在しています。

この本では、広い視点で世界や大地を捉え、そして、その積み重ねによって手に入れたオリジナリティー満載の思考が紡ぎ出した文章が読めます。

そして、世界はなんて豊かで、そして、美しいんだということが文章から伝わってきます。

全く違う人生を歩んでいる人が書く本は本当におもしろいし、大きな価値がありますね。

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