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KANAME Personalとは何か(1/5)

ITSUDATSU社では「真本音」という考え方を軸に2020年3月に個人向けサービスとして”真本音を探求する9ヶ月”「KANAME Academy」、2021年8月に企業向けサービスとして“最優先育成人材発掘・抜てきサービス「KANAME」”、2022年7月に個人向けサービスとして“自分という可能性と向き合うポテンシャル診断サービス「KANAME Personal」”を開始し、これまで一貫して「ITSUDATSU(常軌を逸した成長)」を実現できる人材を社会に一人でも多く増やすことをミッションとして活動して参りました。 

今回は“自分という可能性と向き合うポテンシャル診断サービス「KANAME Personal」”について弊社顧問・アドバイザーの竹内直人氏に弊社アドバイザーの村松がインタビューを行いました。

なお、今回のインタビュー記事は全5話の第1話目となります。

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1.KANAME Personalとは何か

村松:KANAME Personalとはどのような診断ツールですか。

竹内直人(以下、竹内):KANAME Personalとは一言で言えば「自分の本質が分かる」診断ツールです。

具体的には、受検者の方の本来の願いや先天的に持ち備えている素質あるいは能力、またそれらを伸ばすために大切にするべきこと等をお伝えするツールです。 

特に、受検者の方に”本来の姿はどんな姿なのか”や”本来の願いは何か”をフィードバックすることを重視しています。

村松:KANAME Personalの診断ではどのようなことをしますか。

竹内:まず、受検者の方に50問の質問に回答してもらいます。その後、回答結果に基づいて分析を行い、レポート(分析結果)を作成します。

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レポートでは「個人の特性やポテンシャル」や「個人の特性やポテンシャルの伸ばし方」、「個人の適した環境」が分かります。

また、受検者の方が普段意識されてこなかった行動や思考のクセが記されているので、レポートの中でオススメされている行動を起こすには少々勇気が必要なケースがあります。

そのような方へのサポートとして私からのコーチングもご提供しています。 

2.KANAME Personal開発の背景

村松:KANAME Personalの概要については分かりました。ところで、KANAME Personalの開発のきっかけは何でしょうか。

竹内:私は企業向けの組織コンサルティングを行っているのですが、サポートしている企業の方からの要望がきっかけでKANAME Personalを開発しました。

組織や人材開発において、人事制度の設計や経営陣、若手への研修・育成などのマクロ的なアプローチをされる企業が多いと思います。

一方で、私は誰が組織において最重要人物なのかを特定し、その最重要人物から伸ばしていくという一人ひとりへのアプローチが極めて大切であると考えています。 

したがって、誰が組織の最重要人物なのかを特定する診断ツール「KANAME」を企業向けに提供し、サポートを続けてきました。 

ところが、社員のサポートを行う中で、「自分が組織の中の最重要人物になりたい」との要望を社員の方からいただくようになりました。

これがきっかけで、個人のポテンシャルや伸ばし方を診断できるKANAME Personalの開発を考え始めました。

また、企業研修や個人向けのコーチングのみではサポートできる人数に限界があります。直接会うことができなくても、本来の特性やポテンシャル、それらの伸ばし方を伝えることはできないかと長らく考えていたこともあり、KANAME Personalの開発に至りました。

企業のサポートにおける私が現場に入ることがなくても、組織をより良くしたいという想いがKANAME Personalの開発の原点になっています。 

ITSUDATSU社顧問•アドバイザー 竹内直人氏

村松:企業向けの診断が原点だったのですね。KANAME Personalの開発で重視されたことはどのようなことでしょうか。

竹内: 直接お会いしなくても、KANAME Personal受検者の特性やポテンシャルが分かるように質問を設計しました。

普段の企業研修や個人のコーチングでは、サポートを受ける方と20分ほど会話をさせていただくと、発言が「真本音」なのかどうかや、その方の本質や「真本音度合い」が分かります。

過去30年近く企業や個人をサポートしてきた経験に基づき、サポートを受ける方の本質を短時間で見極めるための質問を探究し続けてきました。それらの質問をKANAME Personalに反映しています。

また、現場を拝見し続けた経験から、内発的なモチベーションは「成長性」と「一貫性」、「社会性」、「人間性」、「共鳴性」の5つの性質が源泉になっていると考えています。

この5つの性質が分かれば個人の特性やポテンシャルが分かるので、5つの性質を明確にするような質問で構成しています。

村松:世間では様々な性格診断や強みの診断がありますが、他の診断ツールとの最大の違いは何でしょうか。

竹内:最大の違いは回答が「真本音」かどうかが分かる点でしょうか。 

他の診断ツールは質問の回答の組み合わせによってその人の強みや特性が分かるものが多いと思います。 

しかし、それらは今までの人生を送る中で形成された思考や行動のクセ、つまり「反応本音」から導き出されるものが多い印象です。

それゆえに、診断結果が当たっているか否かのみを評論して終わってしまう、あるいは実際の現実社会で利活用できていない方が多くいらっしゃるかと思います。

一方で、KANAME Personalは分析者が人間なので、決まったアルゴリズムがあるわけではなく、分析者の経験に基づいて顕在意識か潜在意識のどちらで回答されているのか、つまり「真本音」なのかどうかを明確に切り分けています。

※決まったアルゴリズムというのは、回答の組み合わせによって、あらかじめ用意されている結果の中から回答者に相応しい性格や強みが選び出されることをいいます。

また、回答の姿勢(回答のゆらぎ)を把握することで、単なる回答の組み合わせのみから導かれる結果ではなく、回答が「真本音」かどうかが分かるように設計しています。

※なお、「真本音」について詳しく知りたい方は、こちらのインタビュー記事をご覧ください。


次回の第2話は、KANAME Personalの診断について詳しく説明します。

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