つくるとき
何を作ろうから始まって、これを作ろうって決めたら
こんな色で、こんな形をイメージして
この色だからこれを合わせるって決めて
それをもしも誰かが同じように作ってたら、と思って
画像検索する、名前とか、も含めてひとと被らないように
気をつけて、真新しい何かでなくても自分の好きなかたちを
作れるようにひとり作戦会議をします
中には、そのひとが作ったものや画像検索した作品から
インスピレーションをもらって作り始める人もいるらしく
元々ある形をいじるのはたぶん楽で
ある程度知識のある人ならどんな風に作ってるのか
見ただけで大体、分かるから使ってる素材とか色味もね
結局は他人の作ったものをちょっと着せ替えしたような
どこかで見たよねそれ、って作品になるんだと思います
それでね、自分が作った時には
確かに同じものは確認しなかったはずなのに
ある日
まったく同じような姿で
SNSに投稿されてる
頑張って作った新作です、と添えられて
こんな感じに出来上がったらいいなぁ~って思いながら
作ったのがそのまんまその感じで作られてて
仕上げ方も同じで違うところはポンポン足されただけ
同じモールドでそんなに同じになることはない
同じ色同じホロを使ったってそんなに似るわけがない
わたしが他人と被らないようにしてる努力を
わざわざ意図的に被せて来ない限り似るわけないってことを
3作品続けて、同じ人にやられたので
警告を出しました
委託販売やイベントに向けてたくさん作らないとって作家
そしたら「最近YouTube見てないな~」ってつぶやき
見てないはずがない、よね?
動画説明に再度警告を出しました
次の日には投稿されてた幾つもある作品画像から
わたしのそっくりのそれだけ削除されて
低浮上、、とか 闇落ち中、、とか書いて
鍵垢にもぐりこんだ
ソックリに仕上げた作品はたぶんラッピングされて
委託販売やイベントに出されるだろうと思います
わたしの作品と同じ作品が売られてるのを見たら模倣品販売です
買わないでほしいです
作る時に画像検索してそれを見本に作れば自ずと
他人の作品と同じになる
当たり前です
作る時は自分が作りたいものが他人とかぶらないように
じぶんの可愛い子に、隣の子と同じ服は着せたくない
つくるとき、これはわたしの子ですよーって
いつでも胸を張って言えるように
どこから見ても、遠くから見てもあれはわたしの子ですっていえる
だから誰かが真似て作ったものを
ほんのチラッと見せても
あ、それわたしのだ、ねってわかるんだよ
「私こんなのも作ってるんですよ」ってあなたがちらっと見せた
デコパテの懐中時計は
わたしがいろいろなキモチで他人と被らないように
散らしたパーツに優しい色の粘土感を残したそれ
あなたの作品ではないですよね
それをつくるときどんな気持ちで作りましたか?
わたしと同じ気持ちで作っていたのならいいけど
最後まで読んでくださりありがとうございます
またね
砂糖かなめ