とあるサポの惚気:”至宝”の旅

『”至宝”の旅が始まる』
Twitterでこの一文を見たとき、様々な想いがこみあげて、毛穴を泡立たせた。
ついにこの時が来たな、と思った。

可愛い子には旅をさせろという言葉があるが、まさにこれは本間至恩という選手にこそふさわしい。
才能にあふれ、成長を続け、努力を惜しまず、力を尽くし戦い、……けれど、どこかほうっておけない愛らしさがあって……。
彼は『みんなの孫」で、『新潟の至宝』だ。

正直、本間選手がいなくなることは辛いし、寂しい。彼の成長をどこでもない、新潟で見ていたいという気持ちは新潟サポならだれもが持っていたことだろう。
けれど彼の器が、もうここだけに収まるものではないことは明らかで、だからこそ海外への挑戦には、寂しさと同時に、諸手を挙げるほどの喜びもある。

行っておいで、至恩。
君の凄さを、美しさを、世界に見せて来てくれ。
君に、栄光あれ。
…そしてその栄光のおかげでアルビにもお金が入るようであれ。たくさんあれ。
その旅が終わるころには、アルビレックス新潟はどんなクラブになっているだろうか。願わくば、君がワクワクするような、素敵なクラブでいられるように。
君を送り出した選手たちを、クラブを、私は愛しているし、信じているよ。
この選手たちともっともっと戦っていきたい。
この選手たちと掴みたい勝利がある。
その中に君がいないのは寂しいけど、まぁそういうこともあるだろう。
(別れを寂しいと思えるのはいい別れなんだと、サッカーを応援して痛感している)

さあ、至宝の旅が始まる!
新潟の旅も続く。まずは、この山の頂へ。


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