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【3-0709】休んだのちに業火を見る
【このnoteを開いてくださった貴方へ】
こんばんは、要小飴と申します。
関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。 このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。
昨日のnoteは
若干過激な言葉を使ったもので、読んだ人に少し心配されたりもしたのだけれど、その心配をよそに、noteに書いた通り、またすぐ寝入ってしまった。さすがに今朝は、なんだか憑き物が落ちたような心地で、頭も軽かった。
SNSで見かけたのだけれど、こういうのを「おうち入院」というらしい。入院したときみたいに、家でただただ何もせずに養生する。人によってはテレビとかスマホは禁止とか、SNSやゲームやり放題とか、色々流儀が違うようだけれど、昨日私がやった「その日一日を捨てる」という行為が、つまりそういうことだったみたいで、結構やっている人も多いし、その結果癒されている人も多いみたいだ。
それで、そうやって養生した末に、今日はカラ/フルさんの『夜、ナク、鳥』を観に行った。
#カラフル夜ナク鳥 観ました!
— 要小飴 (@kanamekoame) July 9, 2023
「え、めちゃくちゃいいチラシや!」と観劇後に思いました!写真の一人一人をひと撫でしたくなるような。
出演者が一人残らず、素晴らしい。
この作品に注がれている、大竹野さんやオダさんの視点について色々考えている。
看護婦(当時の言葉のまま)四人が保険金殺人を犯す様を描く作品。これまた、観るのに体力を削られる作品だった。出演者の方々は、よくよく知った人たちが多く、そんな人たちの焚き付ける業火に圧倒される。いや、これを業火と見るのはやや作品と距離を取りすぎているのかもしれない。
どなたも皆、男性陣も、局所的に現れる他人の鎌田恵弥さんも、素晴らしかったのだけれど、私は有元はるかさん(カヨコの大発明)のああいう呼吸を感じる芝居がとても好きなので、それが観られて、ああ嬉しいなと思った。
体力は削られたけれど、自分の中にまた演劇の種がまかれた感じもして、よい休日になった。今日も早めに寝て、明日からの喧騒に備えよう。
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