劇作オンライン特別篇におけるアシスタントについての振り返り
こんにちは、要小飴と申します。
今日はタイトル通り、「劇作オンライン特別篇」について少しだけ。例によって内容については、野村さんの振り返りをお待ちください。
さて、昨晩無事に「劇作オンライン特別篇」が終了いたしました。今回の参加者の方は4名の方、三夜に渡る長丁場であることもあって、ビデオ通話ではなく、通話のみでの開催となりました。
オンラインでは、LINEの通話とトーク画面のどちらもを使ってのイベントになるので、リマインドも兼ねて、開始数時間前のご挨拶の段階で、
この画像をお送りするのですが、今回は特別篇なので、
長編を三夜かけて作るということで、しおりに「特別篇」の文字を入れて、ちょっとだけおめかしさせてみました。
さて、ビデオ通話を使う「劇作オンライン」では、案出しなどは私個人宛に案を送っていただいて、くじをつくって、そのくじを私の手元で繰って
(これはプロトタイプのときの写真。)
「右、真ん中、左のどれがいいですか」なんて調子で選んでいただくのですが、通話のみではまずリアルタイムでのくじ引きという形式が取りづらいわけです。
でも、劇作イベントのやり方としてこの無作為に選ばれるくじ引きはとても大切なもの。どうにか、みんながくじ引きという行為と結果を共有できる方法はないものか、と考えました。
そして、思いついたのはこのやり方。
皆さんに送っていただいた案を色の違う折り紙に書き、この写真をトークに送ります。
(写真は、三つの項目についての案出しを上段中段下段に分けて書いていてます)
その上で、色名を指定してもらい、その色をめくり、写真を撮り、
その写真で結果発表という形にしてみました。
中段の色が薄い色だったため色指定しにくいとの声もあったので、二日目からは、
はっきりした色だけに改良。
このやり方で、一応成立していたかなと思います。案をその場でいそいで書くので、多少乱筆になるのはご愛嬌ということで。
それ以外は、基本的には劇作オンライン.1と変わらず。今回は闇雲に書き取らず、ポイント絞りました。その分、みなさんの話し合いに自分も積極的に加わる形で。
通話のみでの、複数人での話し合いは、喋るタイミングがかち合ったり、話の矛先が四方八方に飛んだりすることもありましたが、そのおかげで「ちょっともう一回説明してください」みたいな展開もあって、丁寧に話し合うやり方を全員が模索出来ていた気がしました。少し困難なことがある方が、よりベターな方法を見つけることが出来るのかもしれないと思いました。
それもこれも、参加者の方々が前向きに、前のめりに参加してくださったからこそ、なのですが。
今回の三夜連続企画は、劇作オンラインのプロトタイプを終えて、さて実際やってみようかという時に、「ちょうどゴールデンウィークになるし、何か特別感があることをしてみようか」ということで開催が決まりました。
私にとっては、まさに、予定のないゴールデンウィークが夜が待ち遠しくなるゴールデンウィークに変わりまして、とても嬉しかったです。そもそも、まだどこにも存在しない作品について、三夜に渡ってみんなで頭を悩ませて、ああでもないこうでもないと話し合うって、とても不思議だけれどとても豊かなことだったなぁと、今三夜終えて思います。
そして参加者の皆さんが楽しかったと言ってくださったのが何より嬉しかったです。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
どうやら、今のステイホームの生活はまだしばらく続くようですので、劇作オンラインもまだ挑戦することも出来そうかなと思います。今回の三夜連続はこれから劇作オンラインを続けていく上でも貴重な経験となりました。重ねて、ありがとうございました。
また皆さんと家にいながら劇作の旅に出られる日を楽しみにしております。
それでは、今日はこのへんで。
要小飴