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10月8日は「プリザーブドフラワーの日」
植物は地球上から死滅したので、もう生きている植物は存在しないと、一応は言われています。しかし、どこかでそして密かに植物は生きているのではないかとも、長い間言われてきました。
私たちは本物の植物というものを、図鑑でしか見ることがありません。絶滅した恐竜などと同じように、植物からも未知の憧れを感じます。
どうやら植物の花というものは、匂いがするそうで、現在観賞用に一般的に流通しているプリザーブドフラワーでは嗅ぐことはできません。
そうなのです。確かにプリザーブドフラワーを見れば、図鑑を見ただけでは感じないより豊かな美しさを感じることは一応はできます。しかし、先にも述べたように匂いもしなければ、枯れることもありません。
本物の植物は枯れると書いてありました。つまりは死ぬということです。死ぬことのないプリザーブドフラワーは、本物ではないのです。
そして私たちも本物ではありません。死ぬことはないのですから。
はたしてこんなにも永く生きている意味はあるのでしょうか。私には分かりません。ただ分かるのはこのエネルギーが尽きるまで生きるという事です。
今日の朝、エネルギーを見たところ、残り98%です。かれこれ130年ほど生きていますが、なかなか減らないものです。
あの図鑑の植物は、枯れて腐り土に還ります。
羨ましい限りです。
10月8日は「プリザーブドフラワーの日」