見出し画像

10月11日は「デジタルの日」

「本日は10月11日『デジタルの日』です。日本で最初のデジ樽を特別展示中。ぜひこの機会にご覧ください。無料です」

と久しぶりに来た博物館の入り口には大きな看板が出ていた。今や日常生活にも仕事にも欠かすことのできない、デジ樽。
その一番最初の一樽を見ることができるなんて、ラッキーだ。

早速そのデジ樽が置かれている展示部屋に行くと、狭いながらも壁には日本のデジ樽の開発や進化の歴史が説明されていた。

その説明文によると、ヨーロッパではワインの樽、アメリカではウイスキーの樽などが最初のデジ樽として使われたらしいことが分かった。ちなみに日本では味噌や醤油の樽が使われたらしい。

そして部屋の一番奥には、ぱっと見ただの年代物の古い樽にしか見えないが、日本で最初のデジ樽が置かれていた。樽には無数に穴があけられていて当時はそこに有線のケーブルを差し込んで使用していたそうだ。

まさに味噌の樽。直接は触ることはできなかったが木の質感が残り、痛みはあるものの、しっかりとした作りだ。
そして中を覗くことができたので、暗い樽の中を覗くと、

876543578950423413989461279453985967343257656206478650320654378

今でもまだ、たくさんの数字が樽の中で浮かんでいた。

10月11日は「デジタルの日」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?