4月17日「恐竜の日」
焼きそばを作ろうと準備をしていた。土曜日の昼は一週間の中で一番、焼きそばを作るのに適した日で時間帯は午前11時からがゴールデンタイム。
適当に野菜を切り、ニンジンを切ったニンジンの欠片がまな板からはみ出しまくっていて、でもピーマンは比較的おとなしく切られていた。オレンジと緑の野菜を切る行為は、これから焼きそばを作るという自分のなかのテンションをさらに上げた。
お肉はないから魚肉ソーセージを切って入れることとする。フライパンにてオレンジや緑やら魚肉ソーセージを入れ焼きそばの麺を入れて、フライパンを振る。
コンロの五徳とフライパンが当たり、苦手な音がした。その後半分くらいのオレンジが吹き飛んで行った。最後に味付けのソースの粉をまぶし、さらにフライパンを激しく振り、ソースの匂いが狭い台所に充満する。
狭いキッチンの狭いコンロに面して窓がある。土曜日らしく子供が近くで遊んでいるのか声が聞こえる。焼きそばにソーセージを入れるのは成功だったなと思いつつ、フライパンからお皿へ焼きそばを移す。
そういえば、窓の外にはさっきから首の長い恐竜が見えるが、お腹がすいているので先に焼きそばを頂く。
オレンジの野菜は半分くらいの量だが、ソースの粉がよく焼きそばと混ざってとてもおいしそうだ。
いただきます。
4月17日「恐竜の日」