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テクノロジーはお嫌いですか?

インターネット、デジタル、AI(人工知能)。
どれも人のこれからの生活に密接に関わっていく存在。

ただ、テクノロジー否定論者というのがいつの時代にもいて、「やっぱり人と人が直接対峙することに意味がある」「デジタルはだめだ」「合わないんだよねー、苦手」の一言で片付けてしまう人も多く存在する。

そういう人に限って、その対象ときちんと向き合ったことがないとわたしは思っているのだけれど、なぜそう言い切れるかというと、10年前のわたし自身がITはよくわからなくて苦手、と思っていたからだ。

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わたしにITの面白さ、可能性を教えてくれたのは新卒で入社した通信会社の仕事だった。
「なぜメールが届くのか?HPが閲覧できるのかなんて知るか!」と思っていたにもかかわらず、苦手だけれど仕事として一人前になるために終業後も必死に時間を割いて試験勉強したり、本を読んでなんとか必死に食らいついた結果、ITでできることがたくさんわかってきたし、それで自分は何が実現できるのかなども見えてきてどんどん楽しくなったという経験があるから。

ITは人をダメにしたり、人の良さを毀損するために存在するものではないし、まだ補えない点があるとしたら、それは発展途上だからであって、これからますますその機能は進化していく。だから今のこの時点でのITに悪口を言ったってしょうがないし、暫定のものでも十分に役に立つのだから、その可能性と向き合いましょう?と言いたかったりする。

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わたしは基本的にテクノロジーが好きだ。
人の可能性を大きく引き出し得る存在になれる。
テクノロジーは、私たちをダメにするために生まれたものではないはずで、私たちの明るくて楽しい未来のために「人」によって生み出された文明の利器なのだ。

だから、デジタルもインターネットもAIも、頭ごなしに「やっぱり良くない、合わないよね」の一言で片付けたくない。
うまい付き合い方、うまい落とし所を考え尽くしてから言いましょうよ。
人間の可能性を広げてくれる存在として付き合う方法、考えよう?と言いたい。

人類が「人」になれた大きなきっかけの道具は「火」であると、多くの人は知っているのではないだろうか。
それとテクノロジーは同じだと思う。
付き合い方をしっかり考えれば、火傷することもないし、人生がより豊かになる。

しばらく離れてしまったけれど、もう一度ITの仕事に関わりたくなってきた年の瀬です。

来年の仕事、どうするかまだ迷っているので誰か相談に乗ってください(笑)


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