これから築いていく私たちの地球文明①
昨晩、数年ぶりにスピ系(笑)の知人が開催するZOOM飲み会に参加し、なぜか『死ぬまでの使命なんですか?』というお題になり(笑)、そのうちの1人が『科学の恩恵(ハイテク機器など)は好きだけど、やっぱり人間は自然から離れたらダメだと思うから、自分は、そういう疲れた人が癒しを求めてやってくるコミュニティーを田舎に作りたい。』と仰っていまして(笑)。こういう人いま本当に増えてる❗と思いました。
ワタシも自然が大好きです。
望ましくは人工物が何もない地平線までずっと自然!というただっぴろいところに突然行きたくなり、ぴゅっと思いついて一人旅に行きます。疲れちゃうんですよね、、自然を感じない環境で人間の作り出した特殊なリズムの中で生活していると・・。(笑)自分のリズム(生命として、また個性として)を取り戻す調整のためにもよく行きます。
コロナで世界中が今、在宅モードを体験して、この流れ、強制的に”自分のリズムを取り戻すこと”を少なからず体験していると思います(運動不足や閉じこもるのはしんどいですけど、社会のスピード感をお互い高め合って増幅している職場の仲間から隔離され、”自分”と向き合っている・・)。
2010年、仕事中の静かでありながらも強烈な不思議体験
パソコン作業をしている自分と同時に、突然、小高いところから見渡す限り地平線のモニュメントバレーっぽいところがはっきり見え出し(当時はモニュメントバレーも知らない)ネイティブ男性(多分ナバホ族)の自分が高い岩山の上で地球と一体(呼吸を合わせている)になる瞑想をしている体感、そこに同時にいる体感を突然、経験しました。。
ここにいる自分と同じ五感の割合で別の自分が別の場所に同時に存在している感覚
見える景色は遠近までリアルで、自分が呼吸しているように空気が鼻から肺に入って出る感触、空気のかおり、地球の上空の静かなところと意識が同調し、地球と一体になったような感覚。澄んだ青空に吸い込まれそうでした。・・それらが結構長く続きました。歩こうが他の仕事をしようが消えないのです。ちゃんと今の自分は作業しているし、話もしているのに、別のところにもいる自分。別の自分とリンクしている感じ。あれは何だったのか?いわゆる過去生の自分とパラレルに共鳴したのだと思っています(いきなり変な話ですみませんね・・汗)。妄想とは確実に異なる不思議な体験でした。大きなリズムを感じました。これが地球の呼吸、リズムなのかと感じました。本当にはろばろしく平安を感じました。
引用元:https://elmonterv-japan.com/dainigroup
そのような別の時空間にいる自分を同時にリアルに体感する出来事や不思議な存在との遭遇的な忘れられない衝撃体験(UFOではありません(笑))がなぜか2009〜2010年に4回あって(今はありませんし別に霊能者とかではありませんので!普通です。笑)”自分とは意識とは魂とは世界とは現象とは何なのか?”という探求がマニアックに開始したわけですが、それは置いといて(笑)、この体験から地球をより身近に感じるようになり、地球をもっと大事にしなければという思いが強くなりました。
当時、私はパナソニックでコンプレッサーの廃熱を利用したエネチャージエアコンの開発真っ最中だったのですが、環境製品に携わりながらも、”自分が使う商品から発生する環境負荷を減らすだけにフォーカスされていること”に違和感を感じ始めていました。”きっと未来の地球文明では、もっと高度な技術で、人類によって生み出される物や環境負荷は、誰が出したとかでなく、全体としてちゃんときれいに回収して資源を±ゼロで回せる文明になっているはずだ、そうなって行くべきだ”と思うようになりました。それが大人としての地球文明ではないかと思っています。
〜2016年、葛藤と転職の迷走時期
”地球環境を良くしたいのに、自分は一体、ここで何をしているのか?”
この葛藤に日々苛まれながら、環境NPOに転職しようか、純粋に環境問題をよくするための活動をしようか・・と転職することばかりを考え、あちこち訪問しました(笑)。京都の総合地球環境学研究所(地球研)が一番面白そうと思ったのですが、”私がやりたいことは本当にこれなのか?”というと何か違和感があって、結局、転職できずに本意でない仕事を続けざるを得ませんでした。
(地球研)https://www.chikyu.ac.jp
2016年9月、セドナそしてモニュメントバレーへの旅
悶々時代が続いた2016年、もう限界!ってなって”自分が本当にしたいことを1人自然の中に身を置き、徹底的に見出さなければ” とチャレンジ休暇(10年目にもらえる長期休暇)を利用して、セドナに2週間、一人旅に行きました。2010年の体験で目にした場所に行きたかったのです。あの場所は、セドナかモニュメントバレーに近いと思って。
セドナはすごく良いところでした。たくさんの聖地に連れていっていただき、空いた時間はひとり近所の大自然を散策して気に入った岩石の上で何時間もぼーっとしたり自分と対話したり昼寝(笑)したりしていました。
でも、もっと静かな場所にいって1日中、誰もいないところで自分と対話したいと思い、泊めてもらっていた日本人ガイドさんに”オプションでモニュメントバレーに連れていってくれないか?”とお願いし、念願叶って一日旅行に行きました。そこで、”あーやっぱりあの時の場所はここだった!(正確にはモニュメントバレーあたり)”と思いました。しかし残念ながら時間がなく(笑)、長居できずにカムバック。でも気分はかなり晴れていました。モニュメントバレーの岩石は太古の地球を感じさせ、地球の大きさ、息遣いを存分に体感させてくれました。
地球は偉大だ・・。
さらにラッキーなことに、道中一緒に行った別の日本人ガイドさんから、”この近くにアーコサンティというまだ建設中の完全環境都市があるから連れて行ってあげようか?”と言われ、後日、連れて行っていただくことになり。。
(②につづく)