見出し画像

失敗しちゃったな

おうちでタッチケアぐるーみんを知り自閉症の息子21才を通して感じたこと、過去の経験を振り返りながらブログを書いています。

わが子は、3才くらいの時から癇癪がとにかく強く、
不快になると、抱っこしている最中でも暴れ勢いよく落ちることがたびたびあり

落とさないようにすると髪の毛を引っ張られたり、傷だらけになることは日常茶番でした。

それでも障害のある息子を守るのはわたしだけ。
他の人が息子を見守ると、この子は大変だねと言われることが多く私の子育ての仕方が悪かったからと苦しかった。

子育ての気力低下のなかで、母子通園に週5回通い、その中でも息子の癇癪は落ち着くことなく、目立ってほしくないのに問題が次から次へと起きるからいつも心がぎゅっと締め付けられていました。

自閉症という障害は子どもを通じて知り、母子通園も言われてたことしかできない。

やればやるほど息子の癇癪が目立つから、頑張れば頑張るほど背中が重くなっていました。

何で、頑張っていた?

逃げ道がなかったというのもあり、癇癪が起こると周りの目が気になり、焦りから何とかしなくてはと行動をしていました。

だから毎日が苦しかったし、我慢して頑張っていました。

周りの目が気になるのは子育ての評価が理由。
失敗は許されない、そんな思いで母子通園は今日こそ穏やかに過ごせますようにと願いながら通う。

振り返るとチャレンジャーだった。
失敗は許されないと思っているのに先生の言われた通りにしか行動できない。

我慢して
頑張って
苦しさも感じて
失敗しないように

エンドレスにぐるぐる回っているから
心の苦しさだけでなく体も縮こまっている。

心も体も不調なのに気づかないことを自分でコントロールしていました。
だって自分のことまで世話することに前向きになれなかった。

今、大切なこと

失敗してもいいよ。
失敗って周りに迷惑をかけてしまう、ダメなこと、ネガティブなイメージがある。
失敗しないために抵抗するから心身的に疲れてしまう。

だけど失敗=愛情だと感じるようになり行動すると決めたら抵抗も愛情に変わる。

失敗したとき、あーダメダメと頭を抱えこむは卒業して

体を自分の手で包み込むことで愛情を感じながら失敗ができる。

息子の癇癪は落ち着いてきましたが、時々まだあります。
癇癪は失敗しちゃったなと一緒に体を撫でて体をゆるめることを定着させているところです。

おうちでタッチケアぐるーみんを知るまで障害のある子が体をゆるめるという概念がなかった。
体の健康を考えたことはなく、知識もなかったから考案者はーにゃさんから教えてもらったときは目から鱗でした。

失敗しちゃったなと心と体をゆるめる

これは障害あるなし関係なくどなたにも大切なことです。
心がぎゅっとなった時は体を包み込むように抱きしめたら心が温かくなり幸せになっている。
そして気づいた瞬間から心と体も行動も変わってきます


リンパケアとセルフケアの組み合わせは

何それとよく言われるし、よく分からないとも言われます。

内側から自分の感覚で感じる


最初はこれをやれば変わる、楽になると思い覚えました。だけどそうではなく自分に優しく撫でていると自分の周りはとても優しい世界だと感じるようになりました。

いただいたサポートはぐるーみん、ボランティア活動のために活用します。