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猫 の看取り介護②


〜急性腎不全から2年が経ち食事を取らなくなった愛猫セレスちゃん11歳♀の介護記録〜

今年7月上旬、梅雨戻りして気温が30度以下が続き過ごしやすい頃、猫達たちも過ごしやすそうだった。
ご飯も水分もいつも通り食べている。



腎不全で長くないといわれてから、2年半が経過していたセレスちゃん、
今年の7月に入るころから
鼻水が目立っていて、毛繕いもあまりしてない様子。

鼻水のふき取りと、お身体拭きのケアをする。

猛暑が戻り暑い日が続くようになった7月中旬、セレスちゃんは一粒のキャットフードを口にしたのを最後に、いっさい自ら食べなくなる。
水分は、飲み始めるとしばらく飲み続けている。氷を入れると、冷たさがいいのかよく飲んだ。

鼻水に加えて目脂が目立つようになった。
試しに抗菌作用のある目薬を購入し、何回か点眼したところ目脂は改善。



7月下旬に入ると、セレスちゃんを撫でると骨が目立って痩せたのが分かる。

過ごし易い場所を探しては、そこでじっとしていることが多い。
トイレには、1日1回くらい。尿の色はかなり薄い。

何か要求する時は、「ハォウ」と訴える声を上げている。
高さのあるところに飛び乗ることが出来なくなり、乗りたそうにしている時は昇降のお手伝い。

ご飯は常に出していたが、見向きもしない。
ぼーっとして、口臭も独特の臭い。

撫でられると気持ちが良いのか、お腹を上に寝返る。

食べなくなって、10日ほどが経っていた。

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