猫 の看取り介護➄
〜急性腎不全から2年が経ち食事を取らなくなった愛猫セレスちゃん11歳♀の介護記録〜
食べなくなって14日目
強制給餌を始めて2日後の朝、
水を飲む姿が見られなくなり、身体も昨日からほとんど動かしていない。
トイレに行くことも出来なかったようで、床が濡れており横になったまま排尿した形跡。
給餌は中止し、水分補給を開始。
スポイトで、舌を潤すようにお水を垂らす。
口を潤す刺激で水を飲む時のように舌を動かす。
眉間を撫でると少し目を閉じるがほとんど開眼し瞳孔も大きくなっている。
足取り弱々しく歩く姿。
目を開けたままなので、潤いが無くなってしまっている。
時々点眼。
昼
朝いた場所から、移動していた。
玄関前で横になっており、飼い主の一時帰宅に声を上げる。
鳴き声はお腹から空気混じりの「ハォウ」という声。
水分補給。
夜
吐き気催し、何度かケコケコしてるような口の動き。
「ハォウ」と要求しているような鳴き声がしたらすくそばに行き
本気で吐こうとしてるタイミングに合わせ、身体を嘔吐しやすい姿勢にすることや水分補給を繰り返し行う。
2回ほど二つぶ程度の少量の嘔吐。
その後は吐き気落ち着く。
口を潤し、お口の洗い流し。
呼吸が浅く速くなっている。
少し覚醒がハッキリした時は、首を持ち上げたり、箱座りを保つが、直ぐ横たわってしまう。
ずっと同じ姿勢になってしまうので、時々身体を動かし、除圧のお手伝い。
氷を取り出す音に反応し「ハォウ」と鳴く時は、お水を要求してるのかなと飼い主なりの推測しスポイトでお水を口に少量流し入れる。セレスちゃんには、お水に氷を足してあげるとお水を飲むという時期があった。
お水を入れると舌は動かすが、飲むというよりは、口から流れ出ており、潤すだけになっている。
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