
脳梗塞の後遺症のためのイス軸法のハナシ
脳梗塞の後遺症の改善のために
イス軸法をご自身で実践されていたDさん。
体験会で効果をはっきり実感したとのことで
パーソナルに来てくださった。
脳の病気による身体疾患だけでなく
数年前に心筋梗塞も患い
心臓にも後遺症があるそう。
イス軸法は日常生活のため。
立つとき、歩くとき、日常の動きが不便なこと。
止まったまま右から左に荷物を移動させるなど
一つの動きだけなら大丈夫だけど
手で物を動かす+足を一歩踏み出す、みたいに
違う動作を同時にする時や、
目線が大きく動くときに
ふらついたりブレてしまうとのこと。
Dさんは体験会で体軸が入った後
腕につかまりながら片足立ちができる状態だったのだけど、少し間を開けてパーソナルきてくださった時点で体軸は強くなっていた。
ふらつきながらだけど1人片足立ちができる体になっていた。すごい!
体幹が強い人や筋力がある人は
それが邪魔をして純粋な体軸を自覚しにくい。
私も利き手より動かしにくい左手の方が
体軸の効果を感じやすい。
Dさんは筋肉が自由に動きにくい分、
体軸の入りがよくわかる体。
日常に活かせるよう
まずは歩きやすくするためのイス軸法と
重心移動しやすくするためのイス軸法をやってもらった。
来た時はすこし足を引きずる感じで入室していたけどスタスタ歩けるようになったDさん。
「よくわからないなー。あ、でも違いますね」
本人の自覚は少しだけのご様子でしたが
傍から見ていたら別人のようでした。
ゆっくりとバランスを取りながら歩いていたのが
スタスタですよ、スタスタ!
2つの動作を同時にする動きも
目線を大きく動かしてもブレが少なくなった。
イス軸法すごい。
一回でこれだけ変化するなら
回数を重ねればもっと動けるようになるはず。
階段も怖いとのことで、
階段のためのイス軸法もやって
実際に階段を上り下りしてもらった。
実際の動きを見てみると
私の提案したイス軸法が
階段の上り下りにマッチしていなかったので、
もう一度メニューを作り直して違うイス軸法をやってもらった。
とくに怖いという下りの階段もスムーズになった。
イス軸法すごい。すごい!
もちろんその人の希望に合ったメニューというのが大切なのですが、一回で大きな変化が出るのは
100%イス軸法のおかげ。
イス軸法がなかったら、同じ効果をだすのに
何年もかかるとおもう。
何年かかっても無理なこともあると思う。
Dさんがお帰りになる時、
嬉しくてしっかりした足取りを観たくて
一階までついていってしまった。
私は医療従事者ではないし、国家資格もないし、ただのパーソナルトレーナーなので
あまり重い症状の方が来ることはないのだけど
今回来てくださったDさんの変化をみて
改めてイス軸法の効果に感動。
分析と改善策の開発は私の得意とするところ。
いままで私のジャンルではないと思っていたことにもチャレンジしようと思った日でした。
もし外出できないくらい
麻痺や後遺症でお困りの方がいたら
ぜひオンラインで試してみてほしい。
ご家族と一緒ならより良いはず。
身近に困っている方がいらっしゃる方も
ぜひ「イス軸法ためしてみたら」と
声をかけてあげてもらいたい。
この先の人生の質が、
暮らしの質が全然違うのです。
西山先生ありがとうございます。
毎日イス軸法に感動してばっかりです。
ピンタのパーソナル↓
須田先生のパーソナル↓