体軸を身に付けた後の「次のレベル」のハナシ
カポエイラ・テンポには体軸キッズが何人かいて
アクロバットに体軸を活かしたり
フィンスイミングに体軸を活かしたり
まだたぶんほとんど前例のないコトに体軸を使っている。
竜太先生の息子・貫ちゃんはすでに
飛んでも跳ねてもひねっても体軸が抜けない体。
先日トレーニングルームで
体軸筋トレの話をしていたら
「体軸のおかげなのか筋肉痛にならない」と言っていた。
それで筋肉ついてないかっていうとそんなことなくて、
首の感じが変わったり、体型に変化が見られる。
体つきは確実に変わってきている。
天性の勘の良さと身体能力とたゆまぬ努力のおかげで
体軸と誰よりも仲良しなんじゃないかしら、貫ちゃん。
フィンスイミングもやっている、佐藤るいきも体軸と仲良し。
体軸が身に付いてきたのはよいのだけど
いつもとは体の勝手が違って、泳ぐときに
最初は体軸のある体をうまく使えなかったらしい。
自分で考えて調整して、
最近は体軸のある体でよい結果を出せるように
なってきたらしい。
「体軸が身に付く」ことは
健康のためならそれで目的達成、
何が専門的なことに活かすならそこがスタート地点。
体軸がある体が当たり前になったら
体軸から動く、体軸から力を出す練習が必要で
力が出せるようになったら
競技に合わせた出力や全身の使い方、
対面の場合には相手にどう反応するかなど
いつでも最適でいられる練習が必要になる。
がむしゃらに練習したり鍛えるのではなく
よい感覚を覚えたり
体や気持ちをコントロールしたり
知性と感性と肉体をフル動員するイメージ。
私にとってもチャレンジングな領域。
「イス軸法を教える」と
「体軸のある体の使い方を教える」は
まるで別物だし、
周りに体軸が身に付いていて
さらにその先を目指す人がまだ少ないので
毎回うんと悩みながら考えながらやっている。
で、貫ちゃんとるいきは
そんな意味ではすごく貴重な体軸仲間。
貫ちゃんは最初の頃アクロバットをやる際に
体軸があると普段より飛べすぎて着地のタイミングが狂うので、慣れるまでは「ちょっと体軸抜くわ」って言ってた。
今は体軸のある体でどれくらい力を出せばいいか
ばっちり把握しているっぽい。
見るたびにジャンプが高くなってて
マットを使うと天井にぶつかりそうになっている!
るいきも体軸のある体で
どう泳ぐか研究しているところ。
体軸ありだと思ったより早くゴールに着いちゃって
プールの壁で突き指しそうになるらしい。
上半身と下半身の出力のスピードも
今の体軸ボディに合わせて調整しているって。
いままでとは違う体で
いままでとは違う理論で
たくさん練習してきた人ほど
最初は戸惑うと思う。
うまくいかないことも多いと思う。
だけど使いこなせるようになったら
もっと動くことが楽しくなるし
自分の体が好きになると思う。
私も頑張らなきゃー。
きっとまだまだ言葉が足りなかったり
逆に多過ぎたりで混乱させるかもしれない。
めげず落ち込まず、
すばらしい仲間に助けてもらいながら
「次のレベル」のよいレッスンを目指します。
毎日勉強!
みなさまいつもありがとうございます。
日々大感謝。
竜太先生もすごいんだぜ。
それぞれパーソナルやってます↓