![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172098034/rectangle_large_type_2_9dbf9a8f6c782ac923eda51e1de6fb05.jpg?width=1200)
頸椎看板ヘルニアの人が35年ぶりに振り向けるようになったハナシ
体験会からパーソナルに来てくださったWさん。
幼少期の頭部のケガや
十代の頃からの変形性関節炎で
「痛み」だけでなく「苦しみ」を抱えてこられた方。
苦しい、というのはWさん曰く
「インフルエンザは痛くないけど苦しいですよね。
ずっとあの感じが続いている状態です」と。
それわかるかも…
私はメニエール病だった時期があって
発作が起きると気持ち悪くて目も閉じられないし
一ミリでも首を動かすと吐き気がして苦しくて
本当に苦しくて
目が閉じられずぼーっと見つめていた窓から
飛び降りたいと思ったことがある。
こんなに苦しいなら
「痛い」の方がマシかもと思ったことがある。
わたしは一時だったけど
それが何十年も続いているWさん。
17年前には頸椎看板ヘルニアになり、
これまでにブロック注射を700回以上打っている。神経の炎症を抑えるための注射だけど
7年くらいは全く痛みに効果がなかったそう。
それがタントウコウをするようになって
ブロック注射の効果を感じられるようになり
スワイショウを根気よく続けていたら
フワフワ系の眩暈が治ったらしい。
イス軸法もよいだろうと
去年の春頃パーソナルレッスンを受けたらしい。
けどその時は効果を感じられなかったそうです。
(インストラクターとの相性の善し悪しはある)
でも諦めず、西山先生開催のイス軸法体会に参加し、直接西山先生に見てもらってイス軸法の効果を実感することができ、再びパーソナルを受けようと思ってくれたそうです。
昨日は2回目のパーソナル。
前回お会いした時よりも体のこわばり感が抜けていた。見た目もマイルドな雰囲気になっていた。
Wさん自身も、ずっと肩が上がっていたけど
チカラが抜けるようになってきたとのこと。
Wさんの場合は疾患からくる緊張もあるので安易に「力を抜いてください」とは言えない。
でもそれが自然にできるようになったらしい。
Wさんは日々タントウコウもスワイショウも
頑張っていらっしゃるので
どれが何に効いているか分けるため、
「イス軸法」で変わったと思うことはあるか聞いた。
「35年ぶりに振り向けるようになりました」
振り向く動作自体も普通の人より時間がかかるし
頸椎損傷があるので自律神経に問題があり
目の焦点が合うのにも時間がかかっていた。
道路を渡ろうとして振り向いても、
首の動きと目の焦点が合うのに時間がかかるので
動く車や自転車の速度に体が追い付かず
道路を横断することができなかったそう。
それが、首がスムーズに動くようになり
焦点があう時間も速くなって
スッと振り向けるようになった。
35年ぶり…
原因不明の痺れや痛み、全身硬直を抱えて
生きてこられたWさん。
パッと見は全然そんな風に見えないけど
お話を聞けば聞くほど病気と戦ってこられたハードな人生で
振り向くって今の私にとっては
なんでもない行為だけど
その何でもない動きが35年ぶりにできたってすごい。当たり前にできなかったことが出来るようになるってすごい。
イス軸法は、体軸を作るためのメソッドだけど
体軸がある体になるということは、
Wさんみたいに
ただ体を支えることも困難な人にとっては
奇跡みたいなことなのだと思う。
帰りは一度階段を降りて、
「階段が全然違います!」と伝えに戻ってきてくれた。
日常の動作が一つ一つラクになって
痛みを無くすための毎日や
普通であろうとする毎日が
自分の人生を楽しむための毎日に変わったら嬉しい。嬉しいなあ。
イス軸法はそれを実現できる。
日々奇跡をみることができるこの仕事に感謝。
Wさんの次回のレッスンもとても楽しみ。
イス軸法は、もしかしたらあなたや
あなたの大切な人の助けになるかもです
パーソナルレッスンは↓
須田先生のパーソナル↓