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「なんだ、そんなことか」の価値のハナシ

今日のパーソナルはイス軸法と調律施術セッションだった。
(イス軸法とはべつのカラダメンテナンス)

急に体軸が強くなって、姿勢も激変したMさん。
「今まで1ずつ変化していたとしたら
今回は3くらい急に変わりましたね!」と伝えた。
3倍レベルアップすごくなーい!

割とマイペースで
忘れたころに予約してくれるMさん。

話しているときのテンションと(低め)
メールとか質問で感じる情熱(多分かなり高め)
のギャップで私も混乱しちゃうMさん。

やる気があるのかないのかわかりませんでしたが
(すいません、私の力量問題です)

今回の大変化で
イス軸法をこつこつやってくれているのだなと
今更ながら感動しました。

今回の激変した勝因は

Mさんに合わせて
イス軸法のノーマルポジションからしたら
あまりない位置で止まることに
変えたのがよかったらしい。
(2の姿勢がだいぶ高めなのです)

お手本はもちろん大事だけど
本人にピッタリのカタチがより大事なイス軸法。


で、調律セッション中の出来事。

O脚も気になるMさんは
内転筋を鍛える筋トレをしているらしいのですが
右側が上の時は脚がいい感じに固定できるのに
左側が上の時は脚が倒れて安定しないとのこと。

「左に筋肉がよっぽど弱いのでしょうか」と
聞かれたので施術を中断してやり方を見せてもらった。

右が上の時は骨盤が前傾しているので脚が安定。
左が上の時は骨盤が後屈しているので脚が倒れている。

左が上の時も骨盤前傾にしてもらったら
速攻解決しました。単に物理の法則。

Mさんが
「なんだ、そんなことか」と言った。

おうおうおう。
「そんなこと」が分からないから
ずっと痛いとか、これが出来ないとか
解決しなかったんですよ。

そんなことって言い方ひどくないか!
私にも失礼だけど、あなたの体に失礼よ。
(心の声)

口が悪くてすいません。
でもよく言われる。
「なんだ、そんなことが原因か」

この「そんなこと」を見抜くために
いろんな人が日々めちゃ努力しているのです。
「そんなこと」は些細過ぎて盲点だから
医者や治療家が気付かないことも多い。

こんなに痛くて苦しかったのにそれだけ?
これだけであっさり変わるの?
なんだ、これだけか。

声を大にして言いたい。

ヘルニアとかすべり症とか
ミリ単位のずれで激痛になるか
なんともないかなのですよ。
たった何ミリ、1mmもない世界かも。

それで痛さが変わる。
「これだけ」じゃないのよ。
それくらい人の体は繊細な部分がある。

「なんだ、それだけ」って思うことが分かれ道だったりする。


だから私はクロワッサン食べるときも
コーヒー飲むときも
「これがおいしいのは当たり前」
って、思ってない。

たまにおいしくない日もある。
でも努力してないわけじゃないって知ってる。
むしろ死ぬ気で焼いてくれているのではなかろうか。店によるだろうけど。

だから湿度の高い雨の日に
「こんなにクロワッサンサクサク!」
って感じたらすごくラッキーだと思う。

高いからおいしくて当然。とかない。
素敵なものは
「なんだ、こんなことか」の積み重ね。
地味な努力と失敗の積み重ねの結果と奇跡。


脱線してすいません。
何がいいたいかというと

「なんだ、そんなことか」って言っちゃうのは
イチバン大切にすべき自分のことを
大事にしてないかもよ、って話です。

あなたの困りごとの原因を
教えてくれた人にも失礼かもしれない。


あいにく私ははっきり言うので

「そんなこと」っていいましたけど
これ私が見つけなかったら
あなた一生痛いままだったかもですよ!
とかいっちゃう。伝わってないこと多いけど。


些細な変化とか
ちょっと痛い、ちょっとイヤ、ちょっと変を
感じられるようになると

きっと大病になるまで気がつかないってないよ。
もっと早めに変だなって思って治療するよ。
取り返しのつかない体にならないよ。

おおごとになる前に
「なんだそんなことか」って思うことを、
自分の体と毎日を大切にしてほしい。

偉そうなこと言ってすいません。
でも大切なことなのです。


なんだそんなことかって
連発したくなるかものパーソナルやってます↓




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