「スタンドプレーから生じる、チームワーク」を夫婦生活や仕事でも。
攻殻機動隊に登場する荒巻課長の名ゼリフ
「我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。」
私はこれを人生の指針としている。
夫婦の関係でも、会社や団体などでも、人が集まるコミュニティであれば全て、本質的にこうであれ!と常に思っている。
「集まったみんなで協力して頑張ろうね!」
「夫婦だからなるべく話し合おう」
という感情的なチームありきのやり方(チームプレー)を目指すと、実際は責任転嫁や曖昧な行動、離脱に繋がりやすい。
そうではなく、個々が自分の能力を自由に発揮できる環境から、自然と生まれるチームワークこそが最強、という発想だ。
人を集めてから「これをみんなでやろう!」と言うのではなく、そもそも「目指すところが同じ」人たち同士が集まることで、関わる全員が、「この目標を達成するために私はこれをやる」と行動に移せる環境が理想。
ルールで縛るのではなく共通目標で集まる仲間同士は、自分で考えて自分で行動することをお互い尊重し、信頼関係を作っていく。
そこに上下関係や忖度や遠慮はない。
ただただフラットに、全員共通の目標遂行のためにその中で「自分がやりたいこと」「自分がやるべきこと」を明確にして行動する。
それだけのシンプルなまとまりだ。
夫婦であれ会社であれ地域の団体であれ、人々は皆「共通目標」のもとに集うことが大切だと思う。
目指していることが違うと、スタンドプレーからチームワークは生じない。
単なる、てんでバラバラな勝手な活動になってしまうだけ。
逆にいうと、目指すことが同じであれば一人一人が勝手に行動しているようでも必ず目標に近づいていくのだ。
先日書いたこちらの記事も、その最たるものである。
夫婦とて小さな一つのコミュニティ。
「愛してる」とかもいいけど、漠然とでもいいから目指す将来像、目指す生き方が共有できている相手とチーム(夫婦)になった方がうまくいく気がする。
夫婦になったから同じところを目指そう!ではない。
同じところを目指す人同士だから夫婦になるのだ。
かかみがはら暮らし委員会という地域のコミュニティも、(私の中ではひっそりと)「共通目標のもとに集う人々が、自由に活動し(スタンドプレー)し、ナチュラルにまとまる(チームワーク)」形を目指している。
運営に関わると少なからずまとまりを継続させるためのテクニックや努力を有することもある。
それはそれで必要最小限として、基本的には常にシンプルに、上下関係も指示系統もなくしていく。
あるのは、その人自身の行動だけ。
共感できる人は、一緒に活動をしよう。
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