YouTubeのライブ配信の「配信の裏方」をやるのが楽しい!
コロナ禍でライブ配信が急速に一般化して、自分たちもこの2年ほどたくさんの配信をしてきた。
インスタのライブ配信などカジュアルなものから、カメラ複数台とスイッチャーやオーディオインターフェイスなどの機器をたくさん連ねてやる本格的なYouTube配信までいろいろ。
その中で、たまたま私は、自分が「話すこと」がそこそこ得意だと気づいた。
配信するときは基本的に「MC」とか「モデレーター」的な役割を任されることがほとんどだ。
その際には同時にトーク内容を企画することも多いので、完全に「企画&出演者」側として経験を積んできた。
なのだけど。
最近急に「配信する側」のことが気になり出した。
配信機材は自分たちが所属する「かかみがはら暮らし委員会」の共有物としてさまざまな機器が用意されていて、それを使えばそこそこちゃんとした配信ができるようになっている。
その機材を使って毎月のように何かしらの配信を、主にメンバーや夫が1から勉強してやってきたのだけど・・・。
よく、「理由がわからない」ことでトラブルが発生する。
ピンマイクからの音声がYouTubeに流れないとか、ブチブチ切れるとか、カメラが写らないとか、いろいろ。
これは単に知識が足りないとか、下手とかそういう意味ではない。
私たちの配信は、出張型だ。
ずっと同じ場所に機材がセットしてあるわけじゃなく、毎回何もないところに機材を全部運んでセットする。
以前にやった場所でも、位置や状況など少し違うだけで不具合を起こす可能性もあり、その原因がわかればいいけれど調べてもわからないこともとても多い。
配信係が1人の場合、音声チェックや不具合の解決を調べるなどまで全部1人でやらないといけない。
知識がないと、どの線が何に繋がっていてこの機械がなんの役割で・・・など全然わからないので、手伝う術がない。
周りはオロオロするか、がんばれ・・・と応援するしかない。
そんな時に、自分も話すばっかりではなく、多少なりとも機材のことをわかってるといざという時に力になれるのではないか?と思ったのだ。
なので、初めて真面目に「配線、機材のこと教えてください!」と、いろいろ教えてもらった。
ジャラジャラと黒いコードがたくさんあるなあとしか思ってなかったところが、やっと意味がわかってきた。
初めて撮影のカメラ係もやらせてもらった。
料理の手元をアップにしたり、ピント合わせたり、喋ってるときは引きで撮るとか、、、基本は難しいわけではない。
だけどよりわかりやすく、よりドラマチックに、より楽しく変化をつけて写そうとすると、かなり奥深くて面白い。
配信卓でスイッチングしている人と合図し合いながら画面の切り替えに合わせてパンしたり、出演者に「もっと手前に」など指示したり、変化のない時間帯はイルミネーションや店内の雰囲気を移して変化を出したり・・・など、今回は全然できてないけどやれたらよかったな〜と思った。
カメラマン、すごく楽しい。
次は配信卓でカメラの切り替えとかやらせてもらいたいなと思う。
数秒〜数分で数台あるカメラの切り替えをし続けるなんて、DJみたいな感じなんだろう。
配信に少し携わってみて、初めて「配信する裏方」の面白さがわかった。
今まではあんなジャラジャラの中で大変そう・・・よくわからん・・・何やってるんだろう・・・片付けるの大変・・・と思ってたけど、意味がわかったら片付けやセッティングすら面白そうに感じた。
なんでもやってみるもんだなあ。。。
私ももうちょっと、配信の裏方の勉強、してみようと思います。