若者をリーダーにする逆年功序列を考えてみる
本日、こちらのライブ配信を拝聴した。
【講師】
宮田 裕章 氏
データサイエンス、医療政策
吉藤 健太朗 氏
対孤独用分身コミュニケーションロボット「Orihime」を開発
村上 臣 氏
LInkedIn(リンクトイン)日本代表
個人的に、めちゃめちゃ注目しているお三方。
テクノロジーやネットワーク界隈で盛り上がっている方達を呼ぶなんて、岐阜青年会議所もやるなあ・・・と謎の上から目線で楽しみにしていた。
(実際誰がブッキングしたんだろ・・・すごいな)
岐阜青年会議所の企画なので、自ずと「岐阜」の話題も多かったけれど、基本的には「コロナによる社会変化をチャンスと捉えてポジティブに未来を考えよう」と言う内容。
・大量生産、大量消費の時代は終わりつつあり、小さなコミュニティの個々の独自の活動が暮らしを豊かにする。
・与えられたもので消費するだけじゃなく、自ら楽しみを創造する力を養うことで良く生きられる。
・テクノロジーが進むことで、人間の魅力がより浮き彫りになる。
・デジタルネイティブな若い人たちをメンターとして、主要ポジションに入れていくべき。
・自分が楽しく、周りも楽しいのが理想。
などなど。
いろんな良い内容が盛り沢山だったのだけど、、、
普通の人たちより少し先の未来を見ているこの方達の話を聞くと、確実に今よりもっと「孤独を解消し、今よりもっと優しい未来」が待っているのでは・・・という期待で一杯になる。
その中でも気になったお話が2つ。
一つ目は、「わたしが人生を楽しめてる理由はこれだな!」と納得したことが、村上さんのお話の中であった。
「面白い人生」は、自分でなんでも「面白がってみる」癖をつけること。
マグカップひとつとっても、なぜこんな形状をしているのか?取手はどうやってくっついているんだろう?自分だったらこんなサイズかんが使いやすいな・・・なんて考えてみるだけで、ものを見る解像度が高くなる。
様々なものに興味がある人ほど、面白い人生になりうる。
そのためには、普段から「これってなんだろう?「不思議だな?」と興味を持つ(面白がる)ことが大事。
与えられたものを消費することで満足せず、自ら創り出す力を養うこと。
これは、わたしが普段から意識せずとも自然とできてしまっていることだ。
だから毎日楽しい。
考えることや、面白いと思うことがいっぱいある。
落ち葉ひとつとっても、何かを見つけられるような豊かさがある。
もしできていない人がいたら、もう少し物事をよく見てみることを訓練するといいのかな、と思った。
そしてもう一つ。
自分より若い人たちの方が、確実に今の社会に「自然と馴染んでいる」はずなので、もっと若者に学んだ方がいい、ということ。
これ、頭ではわかっているけれどなかなかそういう機会が作れなかったり、「なんとなく心配」とかで役割を任せられなかったりすることが往々にしてある。
だけど思い切って、「年齢関係なくフラット」な見方をして、チャレンジできる場所を増やすことが大事だと思った。
現在、かかみがはら暮らし委員会というコミュニティにも、高校生や大学生も参加している。
そういったこれからの社会を担う人たちは、デジタルネイティブでもあり、経験値が低い故の新しい価値観という魅力がある。
具体的には、もっと10代、20代の人たちもチームリーダーや主要メンバーに入れていき、意見をどんどん言える風土を作っていけるようにしたいと思った。(やる)
お金を払ってまで若い人に学んだ方がいい、と、吉藤さんは言っていたくらい。
年功序列が全く逆になるくらいの心持ちで、若いほど価値があり、歳を取るごとに謙虚に、という気持ちを忘れないように。
(結果として、年齢関係なくフラットな関係性を作れるように、まずは思考を鍛える)
良い機会をありがとうございました、青年会議所さん!
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