「良い質問」をする努力と同時に、質問の「送り方」を考えよう。
良い質問をすると、良い回答を得られる。
良くない質問をすると、不適切な回答しか得られない。
こちらの記事、すごくわかりやすくまとめてあって、誰もが参考にするといいなと思った。
もちろん自分も。
長月でやっているラジオ「カナコとル・マンドの昼からミッドナイト(仮)」通称 #昼ナイ では、リスナーさんたちから届く質問に答えるスタイルでトークをし、配信している。
毎日配信し続け、540回以上にのぼる。
すごくないですか。。。
↑追記:2020年8月現在、こちらは終了しています。
↓現在はこちらで、オゼキカナコと夫のラジオ配信をしています。
すでに240回以上配信、毎日です!(暇か
マシュマロという質問箱を使っている。
1回の配信に何個かの質問にまとめて答えることもあるし、質問に答えない回もあるけれど、多分500件以上質問もいただいているだろう。
本当に嬉しい。
(↓現在はこちらの質問箱から質問を受けて、長月ラジオで答えています。)
質問を貰う際に、初期の頃から「これ、質問の"仕方"によって、かなり答え方が変わってくるな?」という感覚に気づいていた。
また、質問をもらえるのはめちゃくちゃ嬉しくて、全員を抱きしめたい気持ちで画面に向かって手を合わせているくらいなのだけど、、、
実は答えにくい質問や、面白くなりにくい質問、わかりにくい質問、など、色々ある。
基本的には今までほぼ全部の質問に答えてきたはずだけど、内容によってはかなり後回しにしてどうしても質問がないときに読んだり、短めの返答で終わったりしてしまうこともある。
送ってくださる方がいるだけで幸せなので、文句は全くない。
こんな細かいこと気にせず実際は好きなように送ってくれれば嬉しいのだけど・・・。
もし「早く読んでもらいたい!じっくり深掘りしてほしい!」ということであれば、ちょっとしたコツがあるのでみんな意識して貰うといいかもしれない。
また、質問の内容についてはけんすうさんのリンクを読んでもらうとして、ここでは、ラジオで返答がある前提の、マシュマロでの質問の「送り方」のコツを伝えたい。
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「ラジオで返答がある前提の、マシュマロでの質問の送り方のコツ」
①挨拶 / ラジオネーム / 質問 / 個人のエピソード を書く
挨拶はなくてもいいけど、挨拶があると読むときにリズムが生まれるからとても良い。
こんにちは!とか、
初めまして。とか、
なんでもいいけど、「これからリスナーさんからの質問を読みますよ」という準備にもなる。
ラジオネームもなくてもいいけど絶対にあった方が嬉しい。
リアルな場面でもそうだけど名乗ってもらった方が相手のことが印象に残りやすいですよね?
何度か質問もらううちに人物像がクリアになっていくのも面白い。
ちなみに、4文字くらいまでが呼びやすくてベスト。
感想だけで送ってくれる方もたくさんいてすごく嬉しい!
だけど、実は感想は話が膨らみにくい。
もし長く話してほしいということであれば質問もあると長く話せるかも。
質問自体については、先ほどのけんすうさんのリンクを参照に。
個人のエピソードは、書かない人も結構いるけどできる限り教えて欲しい。
なぜその質問を送ろうと思ったのか、その質問に対して自分はどうしているのか、具体的に書いてあると、具体的に答えやすくなる。
特に下の例文では、自分はこうしているけど、今回はいつもと違うものを頼んだ、という2つのエピソードがあり、以前の話と今の話、2つのフックができて話が膨らみやすい。
エピソードがないパターンだと、何をポイントに答えていいかわからず、ふわっとした当たり障りのない答えになってしまう。
②文字数を200字程度に納め、程よく改行する。
質問文は長すぎると読むのが大変。
まず読む気にならなくなる可能性もあるし、読んだとしてもリズムが悪くなったり、結局なんの質問だっけ?となったりもよくある。
Radiotalkの1話の収録時間は12分と決まっており、その中で質問は効率よく読みたい。
下手すると読むだけで3分くらいかかってしまう質問もあるのだけど200文字程度であれば読むのに30秒くらいで終わる。
さらに、下の例文は、一文一文改行されていてとても見やすい。
短い文章ならまだしも、長い文章で改行もなく送られる場合があるけれど、どうしても読みづらくなってしまう。
適度に改行、段落をあけたりしよう。
こちらも読みやすくなるし、聞いてるリスナーさんも飽きずに聞きやすいと思うよ!
③声に出して読んでみて、読みにくい箇所は直してから送る
送るときは文章でも、返答は「音声」である。
なので、文面としてわかりやすいというよりは、読んだときにわかりやすいのが一番良い。
たまに言葉遊びみたいな質問や、漢字では伝わるけど読むときに工夫がいる質問などもあるけれど、結構読みにくいのに文面見ているだけではわかりにくいのだ。
一度自分で読んでみよう。
送る前に読むことで、うまく読めるか、伝わりやすいか、さらにどれくらい時間がかかるかもわかる。
↓↓↓
こちらはわかりやすくて答えやすい、質問の送り方の例文。
(実際に送られたものを少しアレンジした)
こんにちは!〇〇です。
年末になり、ふるさと納税の話題をよく耳にします。
お二人は、ふるさと納税やってみえますか?
私は去年初めてふるさと納税しました。
貰ったのは、シャインマスカット、いくらや牛肉など、すべて食べ物!
今年は、食べ物以外にも、ワイヤレスイヤホンを選んでみました。買おうかと思っていたので、返礼品が楽しみです。
お二人のふるさと納税のお話も、聞かせていただけたら嬉しいです。
どうだろう?
挨拶、ラジオネーム、わかりやすい質問、エピソード、改行、文字数、読んだ感じも程よい。
今、思いついたのはそんな感じだけど、これができるだけでかなりラジオ向けの質問の送り方としてはレベルが上がると思う。
とはいえ、「難しい〜〜〜!」となってしまってもいけないので、個人的にはもちろん今まで通り、好きなように、好きな内容で、気軽に送って欲しい。
これだけ書いておいてなんだけど、型が決まってしまうのは面白くない!
とにかく自由に送ってくれ!
ただ、これをちょっと意識すると、私たちのラジオだけじゃなく、生活における様々なシーンでの「質問力」が少なからずアップすると思う。
ぜひ試してみてね。
自分が楽しいことをしてたらうっかり周りも楽しくならないかな?という気持ちで活動しています。応援してもらえるととても嬉しいです!