イメージをカタチにする編集のチカラ。
編集者の藤本智士さんをお招きして、トークイベントを開催する。
詳細、ご予約はこちら。
「旅するりすなお店 in GIFU」もやるよ。
KAKAMIGAHARA STANDにて。
藤本さんが2017年に書かれた本がある。
とても面白かった。学びがあった。
まずそもそも、「編集」というものが特別な職業の特別な技術ではなく、「誰もが持つことができて、誰もが有効に使うことのできる、思考方法」みたいなものだということがわかる。
「編集」は、本やWEBなどのメディアの編集のことだけではもちろんなく、プロダクトも、まちづくりも、イベントも、全て課題解決できる魔法の言葉だ。
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今日、市役所に行って「まちづくり担い手育成事業」に関する事業委託の話を聞いてきた。
前から書いている通り、私はいわゆる「まちづくり」には全く興味がなく、むしろ「まちづくりの活動をしている団体」については懐疑的ですらある。
だけど、私たちが周りからは「まちづくりっぽいことをしている団体」と見られがちなコミュニティを作っているのは事実。でもそれは「結果として街の人々に貢献できた」かもしれないのであれば間違いではないだろう。
「まち」なんてぼんやりとした概念でしかないし、実際にそこにあるのは、人や土地など具体的な物質だ。
私は、基本的に自分のことをまず一番に考えているし、その次に大事な家族、そしていつも関わりのある仲間たち。
自分が楽しむこと、快適に過ごすこと、面白がれることを必死で考え行動することで、結果的にそれが誰かの心に引っかかり、同じように楽しむ人ができれば、それはそれで立派なコミュニティ=まちづくりの一歩になるのかもしれない。
まちづくりは目的じゃなく、結果だ。
とまあ、そんなことを考えながら「私なりの自分中心的なまちづくり」を考えていると、やはりこの藤本さんの言う「編集」がキーになってくる。
私は以前から、自分自身が楽しんでいることを周りに伝えたい性質がある。
これは多分、「同じ趣味の人を探したい」「同じ次元で話のできる人に会いたい」みたいな気持ちを持って、「フック」として発信をし続けているのだろうと思う。
伝えることは、結果的に自分に返ってくる。
フィードバックがまた自分を楽しくさせる。
その連鎖は「自分がメディア」であることによって起こる自家発電的なエネルギー。私はこれは、「自分なりの編集力」によってうまく運用できている資産のようにも感じる。
回せば回すほど、増殖するエネルギー。
それは自分が知らず知らずのうちに「編集力」を鍛えてきたせいではないだろうか。
未来を見ること。
自分なりのビジョンを持つこと。
それを実現するために様々なツールを使って発信すること。
体を動かすこと。
そのフィードバックから自分なりに咀嚼し、また新たに吐き出すこと。
共感する人が周りに少しずつ増え、いつのまにか助け合える仲間ができること。
漠然とした話だけれど、それを編集と呼んで良いならば、誰もが「編集者」になればいい。
自分で自分を幸せにする力がある者が周りも巻き込める力を持っている。
そんな「編集の力」を、もう少し具体的に、もう少し実践的に、藤本さんに聞いてみたいと思う。
はいもう一度。
藤本さんと、私オゼキカナコのトークイベントはこちらから↓
私が聞きたいことを、藤本さんにいっぱいいっぱい聞こうと思う。
モデレーターになると言うのは本当に得な役割だ。
ラッキー。