マジョリーナかなこの大きなお世話VoL.3【保存料】

2021年4月17日 09:42

商品を買う際、『原材料』の項目に目を通しますか？
私たちが食べている、お菓子や加工食品、お惣菜や冷凍食品などは、食品を美味しく魅せるため、腐らないように長持ちさせるため、天然由来から合成化学物質まで、様々な薬品が添加されています。

国が決めた基準で「安全」と認可されたものですが、毎日摂取したり、一気に多量摂取することで、中毒や病気になるリスクは上がります。
「安全」とは、「その食品に対して数％の割合であれば安全」ということで、朝に加工食品を食べ、昼にお惣菜を食べ、おやつにお菓子を食べ、夜に冷凍食品を食べていたら、この「安全」の基準はオーバーしてしまいます。

今回は「保存料」の回です！

【危険添加物】【要注意添加物】

安息香酸Na
ビタミンCなどと化学反応を起こして、ベンゼンという化学物質に変化することがある。ベンゼンは人間に白血病を起こす事がはっきり分かっている。
ファンタ・グレープ(1500mL)から１Lあたり1.7マイクログラムのベンゼンが検出された。
急性毒性が強く、臓器などに障害をもたらす可能性あり

パラベン(パラオキシ安息香酸エステル類)

ソルビン酸
落花生油または水に溶かしたソルビン酸をラットに皮下注射した実験で、注射部位にガンが発生した。また、ソルビン酸を1〜2％含む餌をラットに80日間与えた実験で、肝臓が肥大。マウス(ハツカネズミ)に体重１kgあたり0.04gを毎日投与した実験では、体重の増え方が減り、肝臓や腎臓、精巣が小さくなった。

ソルビン酸K
ソルビン酸カリウムは、細胞の染色体異常を引き起こしたり、DNA修復に障害をもたらす。
摂らないのが賢明。

しらこたん白
サケやニシンの精巣(しらこ)の中の核酸およびアルカリ性タンパク質を酸性水溶液で分解後に中和して得られたもので、プロタミンともいう。
制菌作用があるため保存料として使用され、天然の成分ということで合成保存料よりは毒性が低いと思われがちだが、
しらこたん白抽出物質を0.625〜5.0g含む餌をラットに与えた実験で白血球の減少、肝細胞の萎縮がみられた。大量摂取に気をつける。