【産婦人科のリハビリ日記】#7.結果を出すことで笑顔が出れば最高
産婦人科でリハビリをしている理学療法士が、
妊産婦さんとの関わりの中で思うことを綴っている
\産婦人科のリハビリ日記/
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日々、人の体をみていてつくづく思うのは、
やっぱり人の体っていうのは、
毎日の生活の中で作られているものだということ。
●食べたものでできている
●姿勢の取り方でできている
●運動量でできている
などなど。
それと同時に思うことは
人の体は変わるということ。
今の自分と向き合うこと
変わるには
今の自分の現状と向き合うことが大事
だなって思う。
今の私のクライアントさんは
基本的に産前産後の女性だから
認知機能とか意思疎通ができるかとか
そう言うのをあんまり考えなくなった。
けど、
だからこそ
いわゆる「初期評価」である「今の現状」を
きちんとクライアントさんに伝えられるか?
が結構大事なことだと思うようになった。
現状がわからないと変化が起こせない。
人にしてもらう→自分ごととして捉える
世の中全体的に
「人にしてもらう」って言う感覚が
強いような感じがするけど
変わるためには
いかに「自分ごと」として捉えるか
が大事だよなってやっぱり思う。
そのためには
「客観的にみる」「気づく」って言うのが
第一歩になってくるから
私はたぶんその道しるべになりたいし
道しるべになれるんだろうなって思うんだよね。
みんな客観的にはみられない。
セラピストだって
自分の体のことちゃんとわかってるか?
って聞かれたら、
意外と自分と向き合ってる人って少ない気がする。
人には言ってたくせに
自分のこと全然わかってないな〜
って私自身が自分のことに気づいたのが
1人目を出産した後のタイミングだった。
だから今の仕事をしているんだけど
そこで自分に気づけたから
「この後の長い人生のための健康」と言う側面を
考えられるようになったんですよね。
体は変わるとセラピストが思わないと...
「結果を求められている」って常に思っています。
結果が出せないと
私がいる意味がないんじゃないかと思っています。
特に産婦人科なんて
理学療法士にとってはかなりアウェーで
「なんで急に入ってきてんの!?」
「リガクリョウホウってなんなの?大丈夫なの?」
って思われてると思うんですよ。
そこに答えるには結果。
だと私は思ってます。
結果を出すことでクライアントさんが笑顔になれたら最高。です。